アニメ版「まよチキ！」1話・2話先行上映会感想

まよチキ! (MF文庫J)
作者: あさのハジメ,菊池政治
出版社/メーカー: メディアファクトリー
発売日: 2009/11/21
メディア: 文庫
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ご縁があって、7月から放送開始のアニメ版「まよチキ！」の上映会に行ってきました。
アニメになって作品の新たな魅力が生まれるのは当然ではありますが、
いろんな意味で想像を超えたアニメ化になりそうです。

いちおうざっくり説明すると、原作はMF文庫Jで刊行中のラブコメシリーズです。
新人賞の応募原稿では「迷える執事とチキンな俺と」という題名で
ワケあり男装執事少女と女性恐怖症の主人公のコンビに加え、
嘘つき狼令嬢や寂しがりのウサギ娘といったヒロイン勢も参戦して
繰り広げるドタバタ劇が魅力と言えるでしょう。

1話感想

順当な導入からジローとスバルのあれこれ、そして早くも涼月さん絶好調！の回でした。
原作もかなりテンポのよい掛け合いが持ち味ですが、
アニメでもそれに勝るとも劣らぬセリフの応酬が聞けました。
スバルは状況によって声の質も変わるわけですが、そのあたりもしっかり演じられており、やはりアニメで声がつくのはいいなぁ、としみじみ。
というか、妹の紅羽って花澤香菜さんが担当なんですね。
これまでの観たアニメではあまりハイテンションキャラのイメージではなかったため、新鮮に感じました。
1話後半では物語の展開上、涼月さんの台詞も多めです。
こっちはもう、最初からヤミ月さんというか、もうドＳっぷりが滲み出てますね。
もともと瞳の色が赤いキャラなんですが、アニメで見ると妙な迫力が（苦笑

・・・それにしても、この作品。意外と＜エロイ＞です。
いや、原作でも割とサービスシーン多めだった気がしますが、よりアグレッシブになったというか。
中高生の青少年には楽しみ？なシーンが多めだと思います。

2話感想

＜＜2話ヒドイ！2話エロイよ＞＞

いやぁ、噂は聞いてましたが本当に凄かった・・・
原作ではちょっとした記述だったところをエロス強化したり、
オリジナルのシーンで笑える場面を追加したりと、見ごたえのある内容でした。
これはある意味、原作読者にとって衝撃かもしれません。

お話的には1話でできた構図を引っ張ってあれこれというところで、
スバルの可愛さがかなりクローズアップされた感じです。
テンポよくエピソードを重ねているので、そう遠からず他キャラの出番も来るかも。
あ、そうそう。原作組やスピンオフ漫画「まよマヨ！」のファンがニヤリとする部分も用意されています。
モブキャラの見せ場などもあり、小説では想像しきれないところを具現化してくれるのは嬉しいところですね。

全体感想と今後の期待

導入は文句なしだったので、次は1巻クライマックスの見せ場と、
3巻以降のエピソードで登場するうさみんがどのくらい可愛いのかに注目したいところです。
そしてこのシリーズ、涼月さんの内面の変遷も結構大きな見所ポイントだと思いますので、
そのあたりがどう描かれるのかについても気になるところ。
デレ月さんの破壊力はどうなってしまうのか・・・！

もともと原作も好きなシリーズですが、アニメのほうも俄然楽しみになってきた上映会でした。