平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

ホロの内面がわかる書下ろしが傑作、な「狼と香辛料7」感想

狼と香辛料〈7〉Side Colors (電撃文庫)

狼と香辛料〈7〉Side Colors (電撃文庫)


TVアニメも絶賛放映中、な人気シリーズ第7弾。
今回は短編集で、電撃hp掲載だった中編と短編に書き下ろし短編が一つ収録です。
以下、ネタバレ格納



今回の見所はなんと言っても書き下ろしの短編でしょう。

・初のホロ一人称!
・ノーラ再び!!
・ロレンス鈍すぎ!!!

と、短編なのにいろいろと中身は詰まっています。
ホロ視点から見るとロレンスがひじょーにアレですな・・・
ホロが自分たちを例えていた内容はニヤリとさせられました。
ちょっとだけ残念なのは中編「少年と少女と白い花」に加筆が無かったこと。
あの話、もう少しだけオチが付いて欲しかったなぁ、と思います。


それにしてももうデビューから2年も経つんですねぇ。
2年で7冊、しかもデビュー作でアニメ化というのはとても順調なペースなのかも。
なんか締め切りで大変な状況らしいので、次もそう遠くないのかもしれません。
メディアミックス合わせの進行はキツいとおもいますが、頑張って欲しいと思います。