ホロの内面がわかる書下ろしが傑作、な「狼と香辛料7」感想
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2008/02/07
- メディア: 文庫
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TVアニメも絶賛放映中、な人気シリーズ第7弾。
今回は短編集で、電撃hp掲載だった中編と短編に書き下ろし短編が一つ収録です。
以下、ネタバレ格納
今回の見所はなんと言っても書き下ろしの短編でしょう。
・初のホロ一人称!
・ノーラ再び!!
・ロレンス鈍すぎ!!!
と、短編なのにいろいろと中身は詰まっています。
ホロ視点から見るとロレンスがひじょーにアレですな・・・
ホロが自分たちを例えていた内容はニヤリとさせられました。
ちょっとだけ残念なのは中編「少年と少女と白い花」に加筆が無かったこと。
あの話、もう少しだけオチが付いて欲しかったなぁ、と思います。
それにしてももうデビューから2年も経つんですねぇ。
2年で7冊、しかもデビュー作でアニメ化というのはとても順調なペースなのかも。
なんか締め切りで大変な状況らしいので、次もそう遠くないのかもしれません。
メディアミックス合わせの進行はキツいとおもいますが、頑張って欲しいと思います。