甘くて苦い短編集「狼と香辛料」11巻感想
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/05/10
- メディア: 文庫
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いつもよりちょっと遅めに読了。
今回は短編集+書き下ろし中編という構成のため、一部は既読。
短編はホロとロレンスがいつもどおりいちゃいちゃする話。いつもどおりに満足。
書き下ろし中編はエーブの過去話と知った時からある程度警戒してたのですが、
やっぱりちょっとほろにが風味のお話でした。
あとがきによると「次はノーラかも」とのことで、これはまた短編集が出るときには期待していいのかも。
これはこれで楽しみですが、前回の「狼と琥珀色の憂鬱」のようにホロ視点のエピソードもまた読みたいなぁ、とも。
次の新刊は刊行ペースからいっても夏でしょう。アニメ合わせで8月か9月といったところでしょうか。
余談
今回の11巻、副題として「Side Colors2」と銘打たれており、通算で11冊目かつ短編集2冊目であるのがすぐわかります。
「とある魔術の禁書目録SS」など、通算の番号振らない場合もあるのですが、個人的にはこっち方式がよかったなぁと思ったり。