ロレンスの代わりにホロと旅する「狼と香辛料 -ボクとホロの一年-」感想
狼と香辛料 ボクとホロの一年(初回限定版:「ホロのわっちボイス入り巾着」&「ホロが歌うキャラソンCD」同梱)
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: Video Game
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電撃文庫の大人気シリーズ「狼と香辛料」がゲーム化。
そういや2年位前の夏コミで知り合いらと「DSで行商シュミレーションとかどうよ?」とか
ヨタ話してましたが、まさか実現するとはなぁ・・・
一通りの街から村まで行商して、中盤に差し掛かったくらいでひとまず雑感を書いてみます。
これまでの電撃文庫作品のゲームとしてはADVやDS電撃文庫がありましたが、
今回は作品の特徴を活かして「恋愛&行商シミュレーション」というジャンルになってます。
実際、戦闘とかはありませんでした。
基本的に町から町へ行商しつつ、合間に起こるホロとのいちゃいちゃイベントを楽しむゲームです。
あ、ロレンスは出てこないので、彼のファンにはご愁傷様という結果に。
いちおうCV:福山潤というオリジナルキャラがいるので、アニメから入った女性ファンへは対策済み?
行商部分はコツコツやればそれほど難しくなく、たまに振ってくるチャンスを逃さなければより設けられます。
ホロとの親密度を上げるのは、基本的に選択問題なのですが・・・たまに意外な回答が正解なのは賢狼ならではかも。
「酒場で噂話を聞く」などの作業がちょっと単調に感じますが、
「如何にルートを選んで儲けるか」という部分は自分なりに工夫が出来て、かなり面白いです。
音声が多めに使われているのも好材料でしょう。使いまわしがそれなりに多いのはご愛嬌(苦笑
総じて、アニメから入った人にも原作のみ触れている人にも対応できる、良いゲーム化ではないでしょうか。
エンディングが沢山あるようですし、周回プレイも前提に作られているので、引き続き楽しみたいと思います。
余談
「早起きは三文の得」という格言を「早起きは三杯の得」と改変して使ったのが興味深かったです。
原作者の支倉凍砂氏もこういう表現には気を遣っていたように思うので、世界観を壊さないようチェックがはいったのかも。