平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

今月のまんたんぶろーど

毎月恒例、簡単にラノベ読者向けの記事をピックアップ。
配布先はコチラ参考
というか、配布店がわかる固定ページを作りましょうよ、毎日さん・・・

書評

カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~ (ファミ通文庫)」(評:大塚和重/秋葉原書泉ブックタワー ライトノベル担当)
→既読・おすすめ
 「神様家族〈8〉おはよう!こどもショー (MF文庫J)」(評:渡辺圭/毎日新聞社デジタルメディア局員)
→既読・まぁまぁおすすめ
 「ライトノベル「超」入門 [ソフトバンク新書]」(評:乙木一史/ライター)
→既読・ラノベ論好きにはおすすめ


・・・おぉ!今月は全部読んでるよ!
大塚氏は隠れた名作的立ち位置のカーリーを、
毎日の渡辺氏は順当にアニメ化の神様家族を、
乙木氏はラノベ作家が書いた唯一のラノベ論を、
それぞれ納得のチョイスだと思います。


また、<今月の1本>として1ページつかった書評、
Op.ローズダスト(上)」(評:細谷正充/文芸評論家)
もありました。福井作品はまったく未読なので何か1冊は読みたいなぁ。

特集

15日に最終回のデスノートをいきなり特集に持ってくるのは素直に凄いと思う。
短期スケジュールお疲れ様でした、というところ。
西尾維新による小説の話題も少しあり、漫画の担当編集さんが西尾ファンだった模様。
・・・ただ、

10代を中心にヒットを続ける小説誌「ファウスト」(講談社)で
デスノート」と同じく心理サスペンス小説「戯言」シリーズを手がけてきた西尾維新さんによる小説が8月に発売されるが〜
(一部抜粋)

この辺のくだりは突っ込みどころがちらほらと。

マンガ

「おしえてメンター!」第2回
お題は「書店員」
取材先は書泉ブックタワーの書店員、大塚さん
「日本一ライトノベルを売る男」(煉獄のエスクード1巻オビより)
「世界一ライトノベルを売る男」(煉獄のエスクード2巻オビより)
「宇宙一ライトノベルを売る男」(煉獄のエスクード3巻オビより)
・・・以上のような異名を持つ、スゴ腕のラノベ書店員さんです。
先日紹介した「とらドラ」の大プッシュもこの人の手によるもののはず。
先に紹介した書評コーナーの1番手担当でもありますね。
内容のほうは大人買いの話とか客層の話あたりが面白かったです。
ちなみに大塚さんイチオシは「トリックスターズ (電撃文庫)」とのこと。

小説

「11人のサト」(米澤穂信)の第2回はSF色の強い短編でした。
とりあえず連作形式と認識していいのかな。
全体像はまだなんとも。ちょっとダークな路線は渡邊浩弐を連想しました。

まとめ

今月は読む記事多めでした。良いことです。
ちょっと身内ネタで固めた気もしないではないですが、
ゲーム・マンガあたりのネタ選択のフットワークの軽さは頑張ってるなぁ、と思います。
このままラノベ路線拡大に期待したいところ。
次回はハルヒから入って京アニ特集とかどうですかね?