定まらない「ライトノベルの定義」
『スレイヤーズ』が基準の人間に『銀英伝』をラノベとは認識できない、という話なのかしらん
『銀英伝』をラノベって言われて違和感を覚えるのは、作品の性質もあるけど、結局のところ自分の歴史認識がまだ足りてないからだろうなあ。
(中略)
オタクの基本的な教養の一つ(勿論この作品の場合、もっと広い層に受け入れられているのだけど)だからといって即ライトノベルってわけでもないしなー。
イラストをつけることで、若年層が小説を手に取りやすくした形式を「ライトノベル」と呼ぶなら、この新版『人間失格』は正真正銘、ライトノベルだ。
ちなみに私は「銀英伝(ノベルス版)」をライトノベルと認識してませんでした。小畑健表紙の「人間失格」はちょっと判断に迷うところ。
西尾維新はライトノベルだと思うし、「図書館戦争」もライトノベルだと思ってます。徳間デュアル版の銀英伝は話を聞く限りライトノベルだよなぁ・・・
んで何が言いたいかというと「『ライトノベル』という言葉は広まったけど、定義はまだまだ固まっていないことを忘れないようにしよう」ということ。
誰が正しいというわけでもなく、皆それなりに正しいので知らないうちにすれ違いが起こる可能性があります。直接会話するなら適宜修正したりできるんですが、ネットで認識ズレたまま議論しても建設的じゃないので。昔よくやったんですよ・・・ある程度不毛な議論をやり取りすると相手とのズレが把握できたりも(苦笑
今回はちょっと個人的にも違和感のあったエントリが二つ続いたので敢えて書いてみました。リンク先の認識がおかしいとかそういう事が言いたいのではないのでご注意を。
まぁ、この手の話って確実に前にも書いているのですが「繰り返しは周知の基本」ということで一つ。