平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

まんたんブロードレビュー11月版

注目ニュース

新世紀エンタメ白書 2007 (毎日ムック)」の記事がこっそり出ています。
表紙絵っぽいものがカラー特集ページにも載っていました。
私としてはもう買うしかありません(苦笑
桜庭一樹氏の対談とか、ハルヒ特集とかネタは豊富っぽいです。
その他、DSのラブベリ特集やPS3の話など。

書評

煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)」(評:星野武義/ウェブショップマネージャー)
→未読
最近、かなりタイトルを見かけます。
間違いなく面白いはずなので、遅かれ早かれ入手するでしょう。


狼と香辛料 (3) (電撃文庫)」(評:三村美衣/書評家)
→既読 私もオススメ!
もはや説明不要。このラノ07の1位作品。
最近は
「中世経済」と「キャラの会話」と、勧められるポイントが判りやすいです。


ロミオとロミオは永遠に〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)」(評:宇野常寛/ライター、編集者)
→未読 
ちょっと久しぶりに登場。今回はややラノベ外を担当です。
書評を読む限りではこの本の想定読者は私より年上なのかな。



今月は3の1でした。
今回は現時点で2本がネットで公開の模様。
まんたんウェブ ブック批評 アーカイブ参照
書評の書き手もだいぶん安定してきたかな、という印象があります。

批評 今月の一本

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

(評:更科修一郎/文筆家、漫画編集者)


やや唐突ながら西尾維新デスノートの評論。
デスノートについて語るというよりは、書き手について語られていた感じです。
特に、西尾氏の「語り口の上手さ」について言及されていました。
個人的に西尾氏の作品を勧めるなら「きみとぼくの壊れた世界」か「化物語」でいいと思うんですが、ミステリ要素も含めた作品が読みたいなら本作も良いかもしれません。

小説「11人のサト」(作:米澤穂信 画:TAGRO

第8話「パロボファ記念館」


今回はひっかけなし(笑
オチもまぁ予想の範囲内でした。なんとなくキノちっく。
喋る相棒とかいたら完璧だったのに!
しかしまぁ、アレは結局なんだったのだろう。

企画特集「ケータイ小説大賞」

見開きで広告というか特集というか。
やっぱり電子書籍の中でもケータイ小説は動きがありますね。
毎日新聞も主催に名を連ねており、今月28日には授賞式があるそうです。
入選作のジャンルが圧倒的に恋愛ばかりなのが印象的。
先日のポストライトノベルケータイ小説という話も含めて、引き続き注目対象です。

まとめ

詳しくはとりあげていませんが、のだめカンタービレの特集も良かったです。
気づいたら話題になっていた感じでしたが、そこまでの経緯がわかりやすくまとまっていました。
他も特筆していないものの、悪いわけでは無いのであしからず。


ちょっと「新世紀エンタメ白書」の宣伝が控えめかな?というのが不安要素。
今後、まんたんウェブでも取り上げられるかと思いますが、他にも宣伝あるのでしょうか。


今月も入手は渋谷のアニメイト。やっぱりレジ奥に眠ってました(泣
アニカンみたいにカラオケ屋のパセラに置くとかどうなんでしょか。パセラはオタク多いみたいですし。