平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

「20作品以上も紹介されても……」という人のためのライトノベル3冊

ラのべるっ!2010年7月号(CloseUp NetTube)
↑で冊数多めに紹介]したら不評だったので、
あえて逆コンセプトもやってみよう、の巻。
フルメタも各所でオススメしまくったから今回は切るよ!
あとシリーズ途中の作品が多いのは仕様です。
恨むならシリーズ作品重視の業界構造を恨んでください・・・

カンピオーネ! 7 斉天大聖 (カンピオーネ! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

カンピオーネ! 7 斉天大聖 (カンピオーネ! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

今月の異能バトル枠。
ほぼ毎回「どうやって勝つんだよこんなの」という神様相手の
派手なバトルが展開されており、読んでて盛り上がるのが良いところ。
初っ端の1巻から超有名な神様が相手だったしなぁ。
あと毎回なんだかんだでタイプの違う美少女キャラが登場するのは重要(笑
金髪に赤い服が似合うイタリア娘のエリカも良いのですが、
個人的には銀髪・貧乳のリリアナ派です。いやほら回避不能というかなんというか・・・
最新刊は前巻から続いてる内容ですが、引き続き登場のバットマン美少女版みたいなキャラや
傍若無人のチャイナ娘さんなどが大活躍するはず。
大体1冊につき1人くらいフラグ立ててるんですが、今回はどうなることやら。
そんなハーレム展開まっしぐらの主人公も、意外なほど鼻につかず、むしろ好感が持てます。
単に天然ジゴロとして極まってるからだけだという説もありますが。
割と余談ですが、アニメ化したらきっと上条さんみたいに人気が出ると、
勝手に期待しているキャラだったりする。説教はしないけどな!

今月のファンタジー枠。
「いま一番続きが楽しみなファンタジー」・・・かもしれない。
いやほら、ゼロ魔とかも凄いので一概には(ゴニョゴニョ
でも「屈指」なのは間違いなし。
個々人にフォーカスして話が進むことの多いライトノベル作品で、
国と国がぶつかるファンタジー戦記を書くのは難しいというのはよく言われるところ。
この作品はそれに対し、主人公にガチで一騎当千の力を与えたことによって、
「1人で戦局を左右する」を実現しちゃってます。
このため、波長が合った時の爽快感は凄いものがあります。
・・・しかしまぁ、そうそうなんでもうまく行くわけはないわけで、
少し前から予兆はあったのですが、現在主人公とその仲間達は割と厳しい状況になってます。
新刊のサブタイトルからある程度の展開は伺えるものの、
本当に10人中10人が「どん底」と評価しそうな状況の主人公が
ここからどう再起するのかに期待。

まよチキ!4 (MF文庫J)

まよチキ!4 (MF文庫J)

今月のラブコメ枠。
去年から今年にかけてのMF文庫J新人作品ラッシュのなかで、
全体バランスの高さから個人的には最もアニメ化も近いと思っている作品。
タイトルは「迷える執事とチキンな俺と」の略。
正確には女執事ですが。


や、評価のうちなんぼかは菊池さんイラストによるものもあるのは否定しません。
(しかし、今回表紙もエロいな
ただまぁ、それだけじゃないんですよ。うまくいえないけど。
というか冷静に考えこむと気になる箇所のほうがすぐに思いつくのはどうなんだ自分。
メインヒロインのワケあり執事キャラとか、どっちかというとあまり好みではないような・・・
あ、3巻で登場するひねくれウサギなキャラはかなり良かったと断言できます。
ああいうめんどくさいキャラは以前から好きなので!
それと1巻からずっと「本心を見せない」状態を維持してるお嬢様も割と好き。
うまい具合に焦らされているだけかもしれないけど。
ハーレム路線としての評価なら同レーベルのISには負けますが、
少人数を軸にしたつかず離れずのラブコメを楽しみたいならこっちかも。

まとめ

うーん、なんか久しぶりな感じがすると思ったら、
このラノでの作品紹介の時に近いテンションだった気が。
割と既出の内容を繰り返してる気もしますが、
初見の人もいるでしょうからまぁこれはこれで。


あ、今回は3作中2作は画像もまだないし、いちおう各1巻のリンクも置いておきます。

カンピオーネ! 神はまつろわず (カンピオーネ! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

カンピオーネ! 神はまつろわず (カンピオーネ! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

まよチキ! (MF文庫J)

まよチキ! (MF文庫J)