先が気になる面白さ「迷宮街クロニクル3」感想
- 作者: 林亮介,津雪
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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web公開されていた「和風Wizardry純情派」の商業版、三冊目です。
もとは上下巻だったのを、色々あって4冊で刊行ということになった模様。
こっちの3巻には探索者試験の詳細が書き下ろしの短編として収録されています。
2巻の最後は恐ろしく手に汗握る展開だったのですが、
3巻もとても面白かったです。
あまりに先が気になってしまい、以前に確保していた「和風Wizardry純情派」のほうで
最後まで読み切ってしまいました。
感想を書くにあたって3巻の読みどころを考えてみたところ、本当にどこも甲乙つけがたいんですよね・・・
メインはまぁ真壁とその周辺かなー、と思いつつも真城&越谷コンビから目が離せなかったり、
津差さんかっけぇ!とか思ってたら、迷宮街を去った人達ともうこの世にいない人たちの様子にしんみりしたりも。
マドンナさんと中山さんもいい味出してますよね。
同人版には「祭」なる別伝があるそうで、これも収録されたりするんでしょうか。
4巻はもう最初から最後までノンストップな展開になりそうで、いまから早くも楽しみです。
以下ネタバレ多めに余談
既に予想されてたりするのかもしれませんが・・・
迷宮を作ったのって、作中でちょこちょこ語られる「遠州」なんですかね?
同人版のほうを読み返してた時に「遠州が死んで20年」とあって、
今回「化け物が定着するまでおおよそ20年」と一致してることなどから連想しました。
もとになったウィザードリィでいうワードナ=遠州ってことなんでしょうか。
フツーにやったら最後はここら辺の秘密が明らかになったりするのかもしれませんが、
この作品ならそういう結末じゃなくても納得かも。
