ヒロインの数は少ない方がいいのか多い方がいいのかは分からないという意味の無い結論が出ました。
しかしヒロインの配置や増やし方と言った所は話を作る側からすると色々意識しないとマズいでしょうね。
とりあえず真っ先に浮かんだのが新城カズマ氏の『ライトノベル「超」入門』に記載されていたエピソードです。
- 作者: 新城カズマ
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/04/15
- メディア: 新書
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ひとつの物語の中で、主要なキャラというのは四〜七人くらいがちょうどよい、というのはよくいわれる経験則です。
下限が三人ではなく四人な理由、上限が七人くらいである理由などが「冗談半分」と前置きしつつ述べられていますが「なるほど一理あるなぁ」と思う内容でした。
詳しくは実際に読んでみてください、ということで(笑
ちなみに元々の話題である「少ない方がいいのか多い方がいいのか」については、前提条件を絞ればある程度答えが見えてくるんじゃないかと思います。
例えば
「(純愛ものの場合)ヒロインの数は少ない方がいいのか多い方がいいのか」
「(ラブコメものの場合)ヒロインの数は少ない方がいいのか多い方がいいのか」
これならなんとなく答えが浮かびませんか?
更には、「作品が恋愛要素メインじゃない場合」などは明確に違う計算式が必要でしょうし「作品のメインテーマ次第で変わる」のは確実と考えて良いかと。
私はあまり持っていないのですが「ライトノベルの書き方」系の本にはこの辺りについても記載がありそうですね。このネタは書き手志望の方のほうが詳しく書けそうな感じなので、ひとまず終了ということで。
余談
「ダブルヒロイン」型の作品は結構好みかも。
「田村くん」しかり「空鐘」しかり。
そしてヒロインの数の話題だとGA文庫の「クインテット!」も浮かびますね。
メイン不在で最初からヒロイン5名投入というのはエロゲあたりなら良くありそうですが、ラノベだとちょっと意外でした。