平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

ラノベサイトの評判が、売上に繋がった(かもしれない)事例〜「狼と香辛料」の場合〜

ラノベ感想ブログのラノベ市場への影響力について


ふと、実際にあった事例を挙げられるんじゃないかと思いつきました。
ホントかどうかの判断は各自でお願いいたします。

昨年2月

・「狼と香辛料」発表
作品発表直後から概ね高評価だったはず。オビの推薦文を谷川流氏が書いていたのもちょこっと話題に。

昨年7月ごろ

2chラ板大賞で2巻と1巻がワンツーフィニッシュ
2006年上半期ライトノベルサイト杯で2巻が1位、1巻が同率4位
この頃には既に評価が固まってますね。特別何かあったわけじゃなかったと思うんですが、評判が広まるきっかけがあったのかも。

昨年11月ごろ

・「このライトノベルがすごい!2007」で狼と香辛料が1位を獲得
この時の得票は目利きに選ばれた協力者とwebからの応募が多かったという分析がありました。
ハルヒシリーズとの接戦が印象に残っています。
 (参考:このラノ2007分析(3) マニア層が好きなラノベはこれだ! 一般層が好きなラノベはこれだ!

昨年12月〜今年1月頃

・「狼と香辛料」シリーズのオビが「このラノ1位!」という特別仕様に変更される
同時期に作者blogでかなり大規模な重版がかかったことが言及される
 (2月ごろにも増刷の報告あり)
現在に至るまで順調に部数を伸ばしているようです。最新で何刷なのかは未調査。売上規模はアニメ化作品群には劣るものの、デビュー2年目としては順調なくらい?


こうして並べてみると、ネットでの評判が「このラノ」の順位に影響し、それが作品の売上に還元されたように見える・・・ような気がしないでもないかもしれません。
ラノベ感想ブログのラノベ市場への影響力はほとんどない」かもしれませんが、やらないよりはやった方が良いですし「もしかしたら少しだけ影響を与えられるかもしれませんよ?」というお話でした。


追記
読書系ウェブサイトと本の売れ行きについて
一般論の「直接的な影響力」「間接的な影響力」と「ライトノベルサイトの場合にどう作用するか」について。