平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

感想4発目


年2作ペースの電撃文庫看板作家、時雨沢氏の新刊。
こっちも既にキノと遜色ない勢いですな。
最初の「アリソン」から数えてシリーズも8冊目です。意外と遠くまで来たなぁ。


そしてこっちも下巻。つまりは、盛り上がって締まるわけなんですが・・・
なんだろう、うまく言い表せませんがモヤモヤします。
後半のまとめ方は非常にこのシリーズらしいなぁ、と思って興奮しましたが、
その後がちょっと不満かも。多分、シリーズ自体まだ続くので、大きな進展がないのもそのせいだと思いますが・・・
テーマであろう「親子」と「戦争」のネタの散りばめ具合は流石です。
なんか、途中に物凄い伏線が見えたはずなのにスルーだし。


このシリーズが終わるときは、アリソンの3番目のエピソードと同じ終わり方なんじゃないかなぁ、と思います。
この調子だと、それはもう少し先になりそうですが、まぁのんびり待つとします。
それにしても・・・普通にカルロが可愛くなってたのですが出番はあるのやら・・・?