- 作者: 杉井光,かわぎしけいたろう
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (47件) を見る
電撃大賞〈銀賞〉受賞作の第2作。
前作読んでないと完全に置いてけぼりですが、まぁ2巻から読む人も少ないでしょう。
前作で綺麗にまとめていましたが、電撃文庫の宿命なのか、早速の続編です。
再出発、とでも言うべきか。
前回、ラストでまとまっていた「国の物語」と「人の物語」のそれぞれのギアを再び前に進ませるための2作目である・・・と、感じたかも。
物語全体の背後に見え隠れしているものにも言及があったし、順当に行けば次は過去話のはず。その後にはどんな展開と結末を持ってくるのだろうか。
ちょっと不満だったのは、イラストについて。
凄くキャッチーだとは思うんですが、モノクロがちょっと辛いかも・・・
あと、佳乃の爆乳は反則だと思うのですが如何か。
ライトノベルで和風ファンタジー方向に行くと結構苦戦するような気がしますが、
正直まだなんともいえません。近所の書店ではそれなりに減ってました。
3巻は出るでしょうから、それを待ちたいと思います。