電撃大賞受賞者の今後（シリーズ化ばっかり）

電撃hp (Volume40)

！？
Amazonさん、図書館戦争と電撃hpのデータ混ざってますよー！？
ISBN:4840233616
ISBN:4840233624olume.40です。今回紹介したかったのはこっち。
どっちを押しても図書館戦争が出てきます。そうまでして売りたいのか・・・

閑話休題
毎年恒例の、受賞者インタビューが今月号の電撃hpに載ってます。
作者の背景を知ることのできる数少ない機会なので、興味のある人は読んでみるといいでしょう。
今回は取り上げていませんが、選考委員奨励賞の御伽枕氏のインタも載っています。受賞作「天使のレシピ」は4月の刊行予定。

そしてこれによると、もう既に受賞作の今後が決まっているとか。
出来るだけネタバレしないため、部分抜粋でお送りします。太字部分は私のテンションのせいです。

お留守バンシー

・プロットを提出してGOサイン
・もともと応募作に入れようと思っていたエピソード
・留守番が続くらしい

哀しみキメラ

・いろいろと考えていたら続きも書きたい
・悩んでいて、（完全な新作と）どっちがいいのか考えながら書き進めている

火目の巫女

・野望としては4巻か5巻まで続けたい
・終わる気満々でした
・あちこち直して、希望が見えるところまでは書きたい

狼と香辛料

・また商売の話
・行商人との三角関係を展開させていくつもりです
・できればシリーズとして続けていきたい

また、「天使のレシピ」にもシリーズ化の構想があるようです。
短編メインの作品のようなので、キノ・しにがみ形式でしょう。
「電撃はとりあえず3冊出す」の法則が存在するので、誰が最初に4冊目を出すのかが今後の注目です。
ちなみに去年の受賞者たちは・・・まぁその、なんだ。察してください。

雑談一つ目

まず、trivialさんへこの件でお返しTB発射。
「小説の完成度はお留守バンシー、火目の巫女のほうが上のはずです」
個人的な萌えツボとかそういう話を含めての、あの順位なのでご注意ください。
扱っているテーマはラノベ的に珍しいですが、面白ければいいんです。
「上杉鷹山」とか中学生の頃に楽しく読んだ記憶が。

雑談二つ目

次、CAXさんの10冊書いた電撃作家とその速度
（別途参考：REVさんところの「ラノベの執筆速度」）

（数十分経過）
・・・はっ！資料を漁ってたら本棚整頓始めてたッ！？
えーと、本題はですね・・・
自分でも何故

ん、電撃hpによると、禁書目録は5月も出るみたい。

・・・もう10巻ってありえない速さだな・・・

と言ったのかについて。
いろいろ確認した結果
「・・・もう10巻って（ここ2年程の新人にしては）ありえない速さだな・・・」
と、なるようです。
CAXさんが触れている通り、シリーズものなら「悪魔のミカタ」に次ぐ早さ。
冊数でも成田良悟氏といい勝負が出来ます。
少し上のほうでも触れましたが、近年のデビュー作家陣は通算巻数があまり多くありません。
人気シリーズが一定の刊行枠を確保した後の椅子取りゲームの中で、ここまで勝ち残っている印象から「ありえない」と形容したと自分で納得できました。
・・・その割にメディア展開はしないんだよなぁ。9Sのほうが先にラジドラ化するとは・・・！ってな感じです。
これが売れてくると、あまり応援する気がなくなるので丁度いいといえば丁度いいかな。

雑談三つ目

「ぼくと魔女式アポカリプス」を読み中。
・・・お？これ面白いかもですよ？
せっかくなので使われないうちに名台詞と感じたものを紹介。

「お前には眼鏡の方が似合っている。コンタクトは外せ。
（中略）
以上、眼鏡フェチのぼくからの提案だ----じゃあ。」

主人公がヒロインにかけた言葉。表紙は眼鏡装着後なのですな。
メガネ→コンタクトは多いけど、コンタクト→メガネは如何か。