平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

少しもにょっとしたライトノベル関連ニュースふたつ

一つ目

“萌え”も“ツンデレ”もいらない 新人作家、あやめゆうのラノベに注目!
http://news.nicovideo.jp/watch/nw101257

RINGADAWN - 妖精姫と灰色狼 (C・NOVELSファンタジア)

RINGADAWN - 妖精姫と灰色狼 (C・NOVELSファンタジア)

大本はダヴィンチの記事配信。
C★NOVELSからデビューするあやめゆう氏の紹介記事。
作者コメントで

書くならラノベがいい。読者が分かりやすく楽しめるジャンルだから。とはいえ“萌え”や“ツンデレ”のような方向にはせずに勝負したくて

との考えを持ってCノベに応募というのは確かに順当だなぁ、と思った。
ツンデレは不明だけど、露骨な萌えは少なめなレーベルという印象)


と、ここで話は逸れてもにょった記事タイトルの件について。
こういうタイトルになるってことは
「萌えやツンデレを敬遠している人に向けたアピールになる」と、
記事を書いた人は考えたのかな、と。
そして実際、ページ下部のTwitterでの反応を見てると、
「露骨・過剰な萌え」は敬遠されてるのかなー、と思ったりも。


・・・とはいえ、どの程度が許容ラインかは人それぞれなので、
レーベルカラーとか踏まえて手に取る作品を選べばいいんじゃないかなぁ、と思ったあたりでこの件終了。


余談
「RINGADAWN」のイラストはBUNBUNさんです。abcさんじゃないよ!w

二つ目

オリコン】『とあるシリーズ』本格ブレイクの兆し! 本編未収録作品集が初の総合TOP10入り
http://news.nicovideo.jp/watch/nw101563


オリコン配信記事。
元記事URLも把握してるんですが、なんとなくリンクはニコニコで揃える。
要約すると
とある魔術の禁書目録SP』がオリコンの「BOOK(総合)」部門で3位になり、シリーズ初の同部門でのTOP10入りとなった、とのこと。


もにょったポイントは「え、禁書レベルでまだブレイクしてないの?」というところだったんですが、下記の一文など読んで考えなおしました。

ライトノベル界では既に多くのファンを持つ人気作が、いよいよ本格的なブレイクとなりそうだ。


禁書SPが書籍の区分上、通常の文庫ではなく「BOOK(総合)」部門で好順位だったことも合わせると、いよいよ一般層(ってどこだよ)にもブレイクするよ!ということが言いたかったのかもなぁ、と思ったのでした。
実際どうなんだ、という部分は色んな見方があるだろうからひとまず保留。
ラノベ読みじゃない人にタイトル言っても知ってそうな率はそこそこ高いかも。


以下私見
ライトノベル業界内でのブレイク」とした場合、その私的基準は「各種広告で名前が出てくるかどうか」と「人気投票企画・ネットでの話題・口コミ」などの複合かなぁ、と思います。
部数でみてもよさそうなもんですが、なかなか難しいものがありますね。


余談
禁書目録シリーズは既に新刊出たらオリコン文庫部門の上位常連。
そして今月は16点刊行して、9作品がランキング30位までに入ってくるという安定ぶり。
ここ数ヶ月は新作にも好調なのが多そうだし、やっぱ電撃強いなー、と思います。
個人的には来月に2巻の出る「ストライク・ザ・ブラッド」が楽しみなところ。