森田季節氏の傑作短編「ウタカイ」を改めて紹介してみる
MF文庫Jの作家17人が集合した豪華合同誌が冬コミ3日目に頒布予定(08年12月3日付過去ログ)
森田季節氏が東方の紅魔館SSを告知していたのをきっかけに、web版が公開されていたことに気づきました。
再読してテンションが上がったので紹介してみます。
微妙に今更感が漂うのはスルーして下さい(汗
これ、リンク張った08年冬コミ頒布の同人誌「みみっく!」に収録だったやつなのですが、
短編ながらもとても面白く、かなり印象に残っていました。
「ウタカイ」という和歌の全国大会決勝にて【熱狂の火人(かじん)】と呼ばれる女子中学生歌人、登尾伊勢と
【幽幻(ゆうげん)の歌使い】の異名を持つ朝良木鏡霞の出会いと闘いが描かれます。
登尾の傍若無人っぷりは銀盤の桜野タズサを彷彿とさせる部分も(笑
得点式の和歌バトル、好対照な主要キャラ、後半の怒濤の勢いなどなど、
魅力の多い作品ですので興味のある方は一読をオススメしておきます。
余談
森田季節氏は6月に角川書店とMF文庫Jからそれぞれ新作を刊行されるとのこと。
特に前者は「デビュー作を気にいっている方」には期待できる内容のようです。