GA文庫と一迅社文庫が「キネノベ大賞」に参加
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール パーフェクトエディション
- 出版社/メーカー: Visual Art's
- 発売日: 2009/12/25
- メディア: DVD-ROM
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本日、株式会社ビジュアルアーツからキネティックノベル大賞を創設するとの発表がありました。
賞の名前にもあるように、小説ではなくキネノベの「シナリオ部門」の募集となりますが、
「賞金500万円」「キネノベ化確約」「音楽部門あり」といった特徴もあり、他に類のない新人賞となりそうです。
とりわけ興味深いのが受賞作の「GA文庫もしくは一迅社文庫からの出版を確約」という点。
審査員にもそれぞれのレーベルから代表作家と編集者が参加しており、力を入れている様子が伺えます。
両レーベルとも既に自社主体での新人賞を持っているわけですが、
それとは別に新人発掘の選択肢が増えるわけで、面白い試みだと感じました。
主なターゲットはシナリオライター志望者のように思えますが、
ライトノベル作家志望者にとっても興味深い選択肢ではないでしょうか。
余談
ポリフォニカなどのキネノベ制作に関わり、一迅社文庫から「えでぃっと!」も刊行している箕崎准氏が、
この件についてついったーで下記のようにPostしておられたのが印象的でした。
エロゲやラノベの未来を口だけで案じるのは誰にでも出来るので、身を切って色んな所が様々な試みをして、面白い作品が世の中にたくさん出て、業界が多様化、活性化すればいいなと思っています。楽しみ。
http://twitter.com/MisakiJun/status/6986627715
身を切ってポーンと500万円出てきちゃうあたりも凄いですよね・・・
そして「口だけで案じる」ってところは若干耳の痛い部分でもありました(苦笑