2008年下半期のオススメライトノベル作品10選

2008年下半期ライトノベルサイト杯に投票します
書誌データは詳細表示だったり、画像優先で二つ並べたりと適当に。
今回もやはり既存部門が大激戦でしたが、主にクライマックス間近なものを推してみました。
年末に完結した某音楽ネタ作品にも入れたかったのですが、新規部門で投票してるしいいよね・・・と除外。
新規部門は割合すんなり決まりましたが、これは「新規発掘の努力が足りてない」という気もするので悩みどころです。

新規部門

分厚さに圧倒されますが、それを忘れさせる面白さ。
エピソード1は「ここから始めよう」という感じが伝わってきました。

迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)

Wizやってないのに推すのもアレですが・・・
薔薇マリなんかもそうですが、ダンジョンものって結構好きです。
簡単に人が死ぬ世界観なので、読んでて緊張感があります。

ラノベ部 (MF文庫J)

作者の「ライトノベルって面白いよ」という気持ちが存分に込められた作品。
ラノベ読みの人なら「あるある」と頷いてしまうような状況が描かれます。
「4コマラノベ」という言葉が似合います。

ばけらの! (GA文庫)

実在のライトノベル作家をモデルにしたキャラが多数登場する作品。
あ、ちなみにモデルとキャラは別人なので、葉隠イヅナ萌えとか余裕です。
まぁイチ押しはデレる気配のないツンキャラ、デニ子さんだったりしますが。
ちなみに1巻の最後は「作家の業」にも触れる、ちょっといい話で締めくくられます。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)

話題性なら今期まちがいなくNo.1の作品。
異能バトルとかまったく出てきませんが、同じくらいフィクションぽい「オタクな妹」と面倒見のいい兄貴のお話。
2巻では時事ネタなんかも入れてきてるので、同じ体験をしたひとならより楽しめると思います。

既存

2008年屈指のオススメ。双子の男女入れ替わりラブコメ。
巻を追うごとにサブキャラにも見せ場が出てきて、終始楽しく読めてしまいます。
とはいえ蜜が一番可愛いと思いますけどね！

灼熱のエスクード3 I WILL CATCH U (富士見ファンタジア文庫)

「煉獄のエスクード」の1巻から始まって、いよいよクライマックス近くなってきましたが、ここ数冊は面白さに磨きがかかっています。
魔族と人間の戦いを描いているのですが、基本的に人間側は押されっぱなしです。
そんな難易度ベリーハードな世界で、登場人物たちがどういう結末を迎えるのか、今から期待しています。

円環少女 (9)公館陥落 (角川スニーカー文庫)

一つ前のエスクードに負けず劣らず、難易度ベリーハードなウィザーズバトルもの。
メインヒロイン（12歳）以外の登場人物は年齢層高めなので、それぞれ一本筋が通った信念を見せてくれます。
主人公だけはかなりフラフラしてますが、最新刊ではそれなりに覚悟も固まってきたようです。
こちらも、これからが楽しみな作品です。

ご町内ハートフルコメディ、堂々の完結です。
思えばこの作品、私が本格的にラノベ読み出した初期に出会っていたものです。
ここまでくるとかなり感慨深いものがあり、最終巻一つ前の14巻でのピンチっぷりとか、本気でへこみつつ読んでいました。
気軽に読めて、ちょっと幸せになれる良作です。

学校の階段9 (ファミ通文庫)

「階段を走る」という無駄で迷惑な行為に、青春を見つけてしまった人たちのお話。
こちらもクライマックス間近の気配が近づいてきており、「何故走るのか」という問いにもうすぐ答えが出そうです。
主人公の神庭をとりまく恋愛模様も「それなんてエロゲ？」というくらい複雑化してきていて、こっちもどうなることやら。

投票コード

以下、集計用の投票コード

【08下期ラノベ投票/既存/9784829133637】
【08下期ラノベ投票/既存/9784829133620】
【08下期ラノベ投票/既存/9784044267117】
【08下期ラノベ投票/既存/9784757743335】
【08下期ラノベ投票/既存/9784757744790】

【08下期ラノベ投票/新規/9784048672702】
【08下期ラノベ投票/新規/9784797350623】
【08下期ラノベ投票/新規/9784840124294】
【08下期ラノベ投票/新規/9784797350616】
【08下期ラノベ投票/新規/9784048674263】