原作再現率高めで○○券も発行のコミック版「狼と香辛料」感想
- 作者: 小梅けいと,支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2008/03/27
- メディア: コミック
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つい先日好評のままアニメも終了し、原作も順調に増刷中の経済ファンタジー作品です。
コミック版1巻は通常版のほかアニメイト限定版も発売中。
せっかくなので今回はアニメイト限定版を買いました。
雑誌掲載時は1話だけ購読。以後は単行本になるのを待っていました。
1巻は6話まで収録で、エピソード的には原作1巻の半分くらい。
1話の感想でも書きましたが、心境としては↓に尽きます。
これはこれで。
内容自体は既に知っているし、アニメでも見たので新鮮味は薄いです。
ただ、漫画ならではのイラストによる情報量の多さは新鮮でした。
アニメとも小説とも違う形で情報が込められているので、
判りにくい貨幣の話なんかも比較的理解しやすかったかと。
(いやまぁ三度目だから、ってのもありますが)
背景を描き込めるところもアニメ・漫画のほうが小説よりちょっとだけ有利ですね。
あ、でもどうせならヤレイ出すよかクロエにしちゃったほうが・・・と思わなくも無いです(苦笑
カラーページほか、全裸シーンに乳首券大量発行されてたのはちょっとびっくり。
まぁ、アニメよりはやりやすい・・・のでしょうか。
ここのところライトノベル原作の作品を買うせいで、着実に漫画の購入率が高くなってしまって困ります。
基本的には原作至上主義なため、ライトノベル原作でも漫画やアニメDVDは買わないのですが、
しっかり作られているものはつい買ってしまいますね。
ただ、あえて不満を書くなら、現状だと「原作準拠」の部分が強すぎるようにも感じるので、
もう少しだけ漫画版ならでは・・・というところも見てみたいと思いました。
余談
巻末に支倉氏と文倉氏のコメントが載っているのですが・・・
・・・作家さんが達筆だった時代ってもう昔のことなんだと実感してみたり。
いや、私も字は汚い方ですけどね。