インターネットが普及し、ネット上での告知が一般化した現在、雑誌が有していた情報発信および所信表明という役割は、すでに失われているように思います。
(中略)
ところで先ほどさらりと触れましたが『電撃ブートレッグ』。『ドラマガ』と『キャラの!』が月一で情報を有料販売しているのに対し、電撃はメールマガジンというかたちで無料配信しているのですよね*2。必要があれば増刊号も配信していますし、考えてみればこれはうまい戦略ですね。
上記記事からふと思いついて、電撃文庫の情報収集をどんなタイミングで行っているか書き出してみました。
日付 | 媒体 | 有料か無料か | 初公開される情報 | コメント |
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月末〜10日 | 定例メルマガ | 無料 | 最速での新刊情報・イベント告知・メディア展開の示唆 | 超重要ニュースソース。たまにアニメ化情報などをほのめかす記述も |
10日頃 | 文庫新刊のオビ・あとがきなど | 有料 | 漫画化、アニメ化などのメディア展開情報 | あとがきで数ヶ月先の刊行予定を公開する作家も。オビ告知はネット書店で書影バレする場合あり |
10日頃 | 文庫新刊の折り込みチラシ「電撃の缶詰」 | 有料 | 作家エッセイ・メディア展開情報 | 新刊の紹介順が興味深い。ラノベ系折り込みチラシではトップクラスの情報量 |
10日 | 電撃hp | 有料 | 通販グッズ情報・新人賞結果速報・その他各種情報の詳細告知 | 丁寧に読むと初出情報が転がっていることもある。電撃文庫作品を読んでいればいるほど楽しめるかと |
10日 | 公式サイト更新 | 無料 | 翌月の新刊表紙公開・絵師インタビュー・編集部コラムなど | 初出情報は少ないものの、調べものに便利。 |
不定期 | 臨時メルマガ | 無料 | イベント情報など | 興味のあるなしが、役立ち度合いに直結。 |
オビやあとがき、折り込みチラシはまぁ買わずに確認する方法もあるけど、マナーも考慮して有料情報扱い。
初公開情報の内容はかなり適当なので目安程度にしかならないかも。
こうやって見ると、メルマガのお得感はかなり際立っていますね。
アニメ化などはほぼ確実に毎月10日前後に判明するので、電撃文庫のニュースを扱う身としては早売り発売日にも注意を払っています。
・・・まぁ、某サイトが神保町早売りで情報出すので速報性は勝負にならないのですが(汗