平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

「バカとテストと召喚獣3」感想

バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)


今年イチ押しのファミ通文庫新人さん。1月デビューで早くも3冊目です。
2007年上半期ラノサイ杯シリーズ作品部門1位でもあります。ちゃっかり私も投票していましたが。


安定した主人公たちのバカっぷりが良い意味で楽しいですね。
各章の頭に挟まれる試験のやりとりはウケを狙ってるのがわかるんですが、それでも笑ってしまいます。
しかも今回は「覗き」ネタで最後まで通すのかと思いきや、最後にかなり気になるヒキも。


しかしまぁ、女性キャラが魅力的ですね。特に秀吉とか!(ぉ
まぁ冗談はともかくとしても、全体的にイラストの力で魅力を上乗せしている形になっています。
「主人公があまりにもバカで好意に気づかない」ので、ある種ハーレム展開に陥らないのも良い感じ。「バカだからしょうがない」と納得できてしまいます。
ちなみに私は姫路さんと島田さんの二択なら島田さん派。姫路さんの黒いところも悪くないのですが。
今後もまだまだ続きそうな気配ですし、続刊に期待です。