「まんたんブロード」レビュー8月版
すみません、入手はしてたのにレビューが遅れました・・・
今月は知人に入手してもらったのですが、やはり自分で入手しないと駄目なのかと猛省。
書評
「夜空の双子座に紅いバラ (紅いバラシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)」(評:榎本海月/ライター)
→未読
SD文庫の実験作が書評入り。田中芳樹氏が別の方にシリーズ引継ぎするのはこれが初めてじゃないんですよね?
ラノベレーベルで「フレイアになりたい」などの作品がある岡崎裕信が手がけるのは面白い試みなので、取り上げられるのも納得。
作品自体の評判をあまり聞かなかった事だけが難点かも。
「虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)」(評:細谷正充/文芸評論家)
→未読
この作品は他でも評判を聞くので名前だけは覚えてました。
細谷氏は絶妙に私の未読作品をチョイスしてくるなぁ・・・としみじみ。
たぶん読むと楽しめるのだけど、普通は手にとらなそうな作品を的確に紹介されるので、「いつか読む」リストが増えて困ります。
「カッティング ~Case of Mio~ (HJ文庫 は 1-1-1)」(評:星野武義/ウェブショップマネージャー))
→既読
評判の良かったHJ文庫新人勢から選出。一見すると中二病のイタい作品なのですが、意外とそういう色は薄めです。
書評にもあるとおり、若い人向けの作品かも。
しかしまぁ、星野氏のチョイスは面白いですね(笑
かろうじて3の1。カッティングを読んだのはラノベサイト界隈のお陰でした。
今月はSD文庫とHJ文庫で、なるほどマイナー路線で攻める月なのだな、と納得。
以下、いつもの書泉ブックタワーのデータ。
07年7月13日〜8月12日まで
1.ミラージュの罠 クラッシュ・ブレイズ8
2.DDD2
3.灼眼のシャナ15
4.魔法の老女プリンシア スレイヤーズすぺしゃる29
5.輝け!へっぽこ冒険譚2
今月も無難な結果。発売日を考慮するとDDD・シャナが健闘かな。
へっぽこ冒険シリーズはソードワールドの底力?
小説「マルジナリアの妙薬」(作:新城カズマ 画:箸井地図)
第五話「スルタン・イスマーイル・ウズン=ハッサーンと彼の誉れ高き後宮」
表のテーマが「観測問題」で裏テーマが「口述される物語」で合ってるかなぁ・・・
私としては「そうであった方が楽しい」結果を支持したいところ。
ううっ、ちゃんと読めている自信がありませんのでコメント控えめです。
「狼と香辛料」アニメ化情報が掲載
既報のアニメ化発表がそのまま紙面に掲載されていました。やはりここでもまんたんだけ「全12話」と明記してますね。
イメージイラストも載せられており、結構良い扱いを受けている印象でした。