電撃文庫「扉の外」の評価が両極端
- 作者: 土橋真二郎,白身魚
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 文庫
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web上にあがっている感想から評判を抜粋してみました。
(感想ははてなダイアリー、各種感想TBサイトから集めました)
[評判の良い点]
・ほどよくエロス
・ルールが非常におもしろい
・ミステリアスな展開
・社会の縮図的なサークルでの人間関係や心理状態の変化なども上手く描かれていた
・人同士の対話の重要性
・とにかく構成力が抜群にウマい
・書きたい方向性は明確に示されている
・一旦話が動き出すと、どんな展開になるのか楽しみ
・中盤は熱中
・前半部分は萌え
・適度な中二病
・主人公の突発的な行動
・設定、主人公の立ち位置、ストーリーの流れ、あとがき
・特殊な状況下に置かれた人間の行動がリアルに描かれている
・少しずつ狂気に感染していく過程
・途中途中で微エロい
[評判の悪い点]
・序盤が退屈
・変な感じに後味が悪い
・いろいろできそうなのに、全部が全部中途半端な感じ
・納得のいくゴールではなかった
・読み終わった後のやるせなさ
・ラストがどうにも
・よくわからない終わり方
・肩透かしのラストシーン
・埋まらないピースが多すぎ
・主人公の思考回路
・主人公にどうしようもない嫌悪感
・ぐだぐだのまま終了
・設定の説明が下手
[印象的な感想]
・御影瑛路と佐竹彬を足して2で割ったらこんな感じになる気がする御影。
・「16週なんて、もの凄く中途半端なところで打ち切られたジャンプの新連載」
・映画『CUBE』を見た時と同じ様な印象
うーん、ここまで評価が割れる新人作品も珍しいかも。
ウケの良い部分と悪い部分がはっきりしていて、それぞれをどう受け止めるかということかもしれません。