「秋葉少年」感想
- 作者: 将吉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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はてな界隈でも余りにも感想が無いので書いてみます。
[作者の説明]
作家エージェントが主催する第3回ボイルドエッグズ新人賞受賞作「コスチューム!」という作品でデビューしています。
前回はタイトルどおりコスプレで、今回はオタクがテーマ。
今回の出版は講談社ですが、前述の作家エージェントの後押しを受けての活動らしいです。
作家エージェントなどの詳細はボイルドエッグズ・オンライン参照。
[内容]
中篇三つで、どれも秋葉原やオタクに絡んだ話。
普通に面白かったですね。面白さと同じくらい痛々しさも含みますが(苦笑
個人的には3つ目の話が気に入りました。ちょっと普通ではない結末がちょうど良い感じです。
[注目点]
んー、内容は決して悪くないです。ただ問題なのは、価格が高すぎること。
先日の記事でも書きましたが、1300円は高すぎる。講談社BOXのほうがまだマシです
特に装丁に凝ってるわけでもなく、イラストを増やしているわけでもなく・・・
ヤスダスズヒト氏のイラストは凄く良いのですが、本文挿絵も無いし・・・
[結論]
五分五分です。
オススメも引きとめもしません。各自の責任でどうぞ、というところ。
イラストを楽しむだけなら同時発売の「メイド・マシンガン」のほうが良さそうなのも微妙。
繰り返し強調しておきます。
内容はむしろ良い
価格は高い