電撃文庫のターニングポイント
上記エントリや、ここ数日に複数の人と話して思ったこと。
基礎教養の話にもちょっと絡むかも。
2000年、電撃文庫にはひとつのターニングポイントがあったように思います。
・電撃の新人大賞作が「総合力」重視に方針転換
・最終選考から這い上がった時雨沢氏の「キノの旅」ヒット
・ブギーポップシリーズの絶頂期
ブギーの後の大賞作が「リングテイル」で、その後大賞受賞作には完成度の高さが要求される流れが出来ています。
そして同時に最終選考段階までの作品からヒット作の原石を取り出すことも忘れず、結果として幅広い作品を発表する流れになったかと思います。
この頃の勢いが打倒富士見を果たし、後進の作家を集め、業界首位を不動のものにしたんじゃないかな、と。
ちなみに、ブギーの映画化とアニメ化もこの時期でした。割と黒歴史。