平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

ラノベの読み方、私の場合

ラノベオタのラノベの読み方


ラノベ読み全体の話ではなく、一サンプルであることに注意ですね。
翻って自分はどうか、という話。
私の場合、ラノベの評価軸は「物語」と「キャラクター」の2点について「出来不出来」と「好き・嫌い」の2点で読んでいる・・・と思います。

ラノベ読みは物語を重視するか?

答え=人それぞれ


ni-toさんが指摘している設定に関する考察は「物語」の評価に含み、
「設定にオリジナリティがある」=「物語・良」
「過去に使われた物語形式を自己流にアレンジできている」=「物語・良」
とでもいうべき見方が出来ると思います。
何をもって「良」とするか、というあたりについてはリンク先で引用されている大塚英志の書籍を参考にするといいのかもしれません。
(すみません、その辺未読です)
私からの参考資料としてはwikiの「http://ja.wikipedia.org/wiki/物語の類型」と「プロップのファンクション」あたりを挙げておきます。
主に、物語のバリエーションについての資料となっています。


私個人に限っていえば、似通っている設定でも面白ければOKというところですね。
物語のパターン数なんて有限だし、個々の作品としてみるべきところがあればいいです。
・・・逆に、オリジナリティ重視するのはどの方面の人なんでしょうか?SF?ミステリ?エロゲオタ?

ラノベ読みの「作品」評価法一例

先に唱えた「物語」「キャラクター」x「出来不出来」「好き・嫌い」による評価法について。
ラノベの評価法として使うなら、技法的な「出来不出来」と、主観的な「好き・嫌い」をなるべく分離するのがポイント。
・・・とはいえ、この見かたは某チャットで色々な人の評価の仕方を聞いていたら浮かんできたもので、自分のオリジナルとは言えないです。
これ、TRPGでやるキャラ属性とほとんどおんなじですね。「ニュートラル・カオス」とかやるアレ。
ただ、比較的他人にわかりやすい評価をできるんじゃないかな、と思います。
そこで何を重視するかは人それぞれ、というところですね。


ちなみに
「物語=良&好き」「キャラ=良・好き」なのが「空鐘
「物語=不良&好き」「キャラ=普通・好き」なのが「禁書」
「物語=やや良&嫌い」「キャラ=普通・普通」くらいだと地雷ほどではないにしろ、購入リストからは外れますね。