完全読本への補足その1
「アルスラーン戦記」「スレイヤーズ」「ブギーポップ」の3作品が「ライトノベル3大作品」として取り上げられています。このことに対して賛否両論があるようですが、私はこの3作品が取り上げられたことを前向きに捉えています。
ぎをらむさんはこう言っているのだけど、私はもうちょい否定的。
先日は「今更感が漂いすぎ」と一言で済ませていたのですが、この3作が大きな節目の作品だったであろうことは私も同感です。ここについては異論なし。
ただ、記事の内容にはどうしても不満がありました。
ブギーポップ・スレイヤーズは一通り読んでるだけに尚更そう思います。
これなら電撃hpやドラマガでもできる既刊紹介だなぁ、と。
ある程度、作品背景を説明した部分もありますが作品の解説以上のものではないですよね。
そういう意味で、ぎをらむ氏が書いた
ただ、できれば3作品の細かな内容よりも、「この3作品の前後でライトノベルがどう変わったのか」あるいは「この3作品が現在のライトノベルにどういう影響を与えているのか」というところに焦点を当てて頂けると嬉しかったです。
こちらに同意。
当時はそんなこと意識して読んでなかったからこそ、今知りたいことが書かれていて欲しかったですね。
あー、「徹底解説」だから作品解説だけでいいのかなぁ?
いやしかし、余りに普通すぎるような・・・
3作品を読んでない人を想定しているのか、そうでないかによって変わるしなぁ。
「企画意図」→「書いた人の意図」→「受け取った人の感想」の流れで、かなり迷走したからこんなに落ち着かない気分になるんだろうか。