感想

終わりのクロニクル 5(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)

川上稔氏の新作。電撃の缶詰の並び順からすると、今月3番目のプッシュ。とにかく分厚いので注意。
そろそろお話も佳境に入ってきます。しかし、終わクロのあらすじはいつもながら上手いと思う。内容は説明してるんだけど、ネタバレしないという。
また、表紙のとおり今回は風見の物語でもあります。

お話の形としては４の上下に近いかな？二正面作戦という感じ。
但し、話が大詰めになりつつあるのでそう簡単には終わらなさそう。肝心のネタがいくつか下巻に持ち越されてるし、シリーズ全体の終わりもまだ不明。
特筆すべきはヒオ。あんた新参キャラなのにエロネタ多過ぎだ。
最近、川上作品では都市シリーズのノリにどっぷりつかっていたので、なんか新鮮でした。

やはり、来月には出る下巻に期待。買って読むことがもはやライフワークと化してるのであんまり言うことないなぁ。
軽く予想としては、物語中の時間と同期する今年の12月に、このシリーズは終わりを迎える可能性が増えた気がします。