終わりのクロニクル 4(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上稔,さとやす
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 文庫
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軽く眩暈がするけど書けるところまで書こう。
今月の電撃文庫新刊感想集。1発目は先月から続いた川上稔氏最新作。
シリーズ4番目のエピソードは、幾つかの出来事が並行して進行しつつも、次の一言に尽きます。
「迷う少女と助ける少年」
これまでの氏の作品でも繰り返し語られてきた形式なので、そこは心地よく読めました。
上巻もアクション多めでしたが、更に増量。お笑いとまロさはそこそこ。
繰り返しによる某キャラのネタにはやられました。この上まだ属性増えるのかよー!?って感じ。
実は作中の時間は2005年(厳密に言うと現代が舞台ではないはずだが)なので、今年中に完結するのでしょうか?
そう遠くないうちに次が出てくるように感じました。
新刊買いに行ったとき、日本橋のわんだーらんどの先月分ランキングを見かけたのですが、上巻もきっちりランクインしてました。一店舗のランキングで語るのは公平じゃないとは思いつつも、いろいろ考えてしまう。
電撃文庫からは3作品くらいしか入ってなかったのですが、その中にいるということはやっぱり売れてるんだなぁと実感。
- 作者: 冲方丁,平井久司
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/01
- メディア: 文庫
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次、昨年末に終了したアニメのノベライズ。
文芸統括とシーズン後半は脚本を手がけた冲方丁による小説化。まさか電撃で出るとは。
アニメのほうを軽く説明しておきますと、2クール全25話放送したのですが前半の評判はボロボロ。
後半から冲方氏が脚本参加して面白くなったという評価を得ていました。
そんな状態だったので、今回の小説化は個人的にも楽しみにしていました。
結論。小説でもう一度最後までやってください。
丁寧に、とにかく丁寧に書いてあります。アニメ最後まで見ても解らなかった点がスイスイ解決。
アニメの出来については多くの要素が絡むのでなんともいえませんが、小説はとても良かったと思います。
不満な点は、あとがきで今後の展開について触れられてないことくらい。
私は全ての著作を読んでいるわけではありませんが、冲方氏の活躍が注目されていることは間違いありません。噂で聞く新作の件など、今年も楽しみが多いです。
- 作者: 秋山瑞人,駒都えーじ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 文庫
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熱狂的なファンの存在する秋山瑞人氏の最新作。著作のアニメ化で話題になっているところにぶつけてくる戦略は見事です。実は新作は久しぶりなのかな?
書くといってまだ書いてない話があり、ファンをやきもきさせている方でもあります。
公式発売日だし、まあ言っちゃえ。ってことでコレ単発じゃありません。続きます。
秋山氏らしい 語り口で、ある少年の夏休みが展開されます。
若いなぁ…と思いつつ自分もやっぱりこんなもんだったろうな、と思わせてくれる。
3月までは次の巻が出る気配が無いので、どう展開するのかは謎。
独特の良さがある方なので、たまに読めると単純に嬉しいです。
あとは、完結されてないアレを書いてくれればなぁ・・・
きっと大人の事情があるんだろうなぁ・・・
や、愚痴らず待つのみです。
- 作者: 葉山透,山本ヤマト
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/01/01
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今月の電撃の缶詰表紙。でも作品の扱いは他に負ける・・・
Webでコツコツ宣伝してる姿勢とか割と好きです。公式→http://www.lafi.net/
地道に続いてきたお話もはや5巻目。通し番号のため解りにくいですが
1、2、3〜4、5〜、という感じで区切られてきました。
実はこれも次に続くというわけでした。
最近葉山氏の評価は個人的に急上昇してます。なんでかといいますと「味のある敵役を書ける」人だと気付いたから。きっかけはMGS3(笑
メタルギアもトンデモ敵集団がいい味出してて、最新作でも変わってなかったんですね。
それに通じるものがあるなー、と感じるのです。キャラが良いと自然と物語りは面白くなるわけで。
最初の頃に比べると、細かい点なぞ良い意味で気にしなくなってきてると思うので、このまま突っ走って頂きたいと思う。ついていく所存です。
今回、あとがきで今後の展開について触れられています。これはありがたいと感じました。
ゆっくり付き合う覚悟が出来たとでもいいましょうか。
こういう方こそ積極的に応援していきたいと思います。
うぎゃーーーーーーーーーーーーー!!疲れたーーーー!!