電撃文庫作品の「完結」パターンについて
電撃文庫『嘘つきみーまー、オオカミさん』が1月の新刊で完結らしい(今日もやられやく)
そういえば、とふと思ったので。
ここ最近、電撃文庫のシリーズが完結するときって高確率で本編完結後に短編集を出してるんですよね。
以下、実例を幾つか。ソートは概ね時系列ですが、やや適当です。
完結作 | 短編集 | 備考 |
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とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)
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さよならピアノソナタ―encore pieces (電撃文庫)
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完結後に番外編2冊 |
いぬかみっ!〈14〉完結編〈下〉―fly high high (電撃文庫)
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完結後に番外編2冊、イラスト変更 |
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空ノ鐘の響く惑星で―外伝‐tea party’s story‐ (電撃文庫)
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あと、「ほうかご百物語」も来年1月にこのパターンで短編集が出ますね。
この理由としては、雑誌掲載の文庫未収録短編があるというのが主で、
そこに書下ろしで後日談などを追加収録というのが多そうです。
読む側としてはもちろん大歓迎で、本編完結まで付き合ったシリーズが
また読める、というのは嬉しいと感じる方が多いのでは。
ちなみにこれは電撃文庫でだけでなく、他レーベルでも幾つか確認できます。
もうすぐ完結と言われている「みーまー」や「オオカミさん」のほか、
シャナや狼と香辛料あたりも、本編完結後に短編集という流れがあるのかも、と予想してみます。
余談
ごく一部だけが困る点として、「このラノ」などのランキング企画に完結記念で投票するタイミングに迷うというものが。
今年のこのラノ、短編集出てるから新作のゴールデンタイムだけでなく、
とらドラ!も投票できたんですよね・・・
まぁ、本当に些細なことなんで、刊行しないよりはしてくれたほうが断然いいのですが。