「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc2」感想
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc2 (ファミ通文庫)
- 作者: 田尾典丈,有河サトル
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/05/30
- メディア: 文庫
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1巻も面白かった「ギャルゲーの世界が実現!?」の物語、2冊目です。
帯によると1巻も既に重版済みのようで、なかなか好調のようですね。
前回の終わりからどう続けるのか・・・と思っていましたが、
「伝説の木の下で告白すると恋が叶う」とかいった聞き覚えのあるキーワードもでてきて、
なかなか気になる出来になっていました。
以下、内容に触れるため格納します
わ、わかりにくかったよ・・・(汗
「改変」の仕組みが前回より複雑だったので途中まではかなり混乱してました。
先日、他の人と話した感じだと私同様に「中盤がよくわからなかった」ってのと、
「なぜあの人物が改変対象になったのか」の部分に疑問を感じたケースもあったようです。
前回のラストもそうですけど、この作品は「現実か虚構か」だと後者の比重が大きいですね。
そのぶん、常識的な感覚を持ってる高橋さんが光るという印象。
そして「ラストデバッグ」の章は章タイトル含めてかなり好き。ちょっとしんみりですが。
「改変」についての詳細は今回も不明ですが、これはいまweb公開されてる短編シリーズで明かされるのかな?
こっちも読んでおくとますます高橋さんの株が上がります(笑
表紙の二人は今回ほとんど出番なしですが、あとがきから推測すると3巻でメインになるのでしょうか。
(そしてこのパターンなら3巻表紙は高橋さんとゆうきとか?)
編集部もかなりプッシュしてる様子なので、引き続きチェックしていきたいと思います。