「このライトノベルがすごい！2008」雑感 その２

このライトノベルがすごい!2008

（この記事はランキングこそ掲載していませんが、軽度のネタバレを含みます）

インタビュー編

ランキング1位のインタビュー内容に触れるので格納
と言うわけで賀東昭二インタビューの雑感です
■賀東氏自身は1位受賞は意外だった
確かに今年の投票結果だとweb投票での強さが目立ってますね。
とはいえモニター票でも10位なので、地力の強さがあってこその結果じゃないかな。
読者層を若く見積もってるようですが、私みたいに学生時代からの読者もそこそこいるんじゃないかと思ったり。

■「フルメタ」立ち上げの際はやはりジャンルで苦労したらしい
■「続くオンマイオウン」の時にかなり読者から反響があったらしい
ミリタリー＆ロボットというジャンルはたぶん今でも鬼門だろうなぁ。
学園モノとしても楽しめたからこそフルメタはヒットした、というのは興味深い。
またOMOに関してはたぶん、ドラマガ連載時の反応がよろしくなかったと予想。
文庫化したときのあとがきにも「鬱展開じゃないんだよ」というオーラが漂ってましたが、
今回のインタビューでも似た気配がします。

■「フルメタ」はリアルではなく、ハリウッドのB級アクション
これは常々感じていることなので納得。
エンタメに徹してくれるからこそ、心置きなく楽しめるという部分はあります。

■新刊は頑張って書いているらしい
こちらも参照のこと。今年度中には期待できそう？
今年は結局、1年1冊になっちゃったので来年は一気に完結までいく・・・のかな？
正直なところ、このラノ1位がプレッシャーになって筆が進むとありがたいです（笑

余談
賀東氏はちょっとばかり太め（婉曲表現）・・・みたいな記述をどっかで見かけた気がするのだけど、写真を見る限りそうでもなかった。