平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

作家とイラストレーターが企画段階から協力したライトノベル

いや、読者じゃ駄目じゃん? イラストレーターも作品作る側に

これを覆すには、作品作りにもっと早い段階からイラストレーターを巻き込む、そんな案が思い浮かぶ。企画段階、構想段階からイラストレーターと意見交換し、早い段階でイメージイラストをラフに描いてもらって作家のイマジネーションの糧とし、作家、イラストレーターの共同作業で本を作っていく、そんなイメージ。

表紙の話題から拡散したイラストレーター論については話題が専門外に行ったっぽいので観客に回ります。
とりあえず表題のような作品には幾つか心当たりがあるので紹介しておこうかと。


レジンキャストミルク〈7〉 (電撃文庫)

レジンキャストミルク〈7〉 (電撃文庫)

ぷらちな ライトノベル&イラストレーション 第一回 藤原祐×椋本夏夜 ―小説家とイラストレーターのコラボレーションにせまる―
この手のコラボ話では一番に思い浮かぶのがこれ。相乗効果がちゃんとでているようで、シリーズも順調に進行中


「アキカン!」藍上陸&鈴平ひろスペシャルインタビュー
こちらも最近の作品で、かなり早い段階から絵師さんが関わったと思われる事例。今月には早くも2巻が出る予定。


以下、企画段階から参加してるか不明ですが、息の合った様子が伺える作品も紹介。
(参考:このライトノベルのイラストがすごい!

絵師さんが描いたサブキャラを作者が気に入って、次の巻では主役級に抜擢される事例が多数。書影の「世界の中心、針山さん」は珍しいダブルイラストレーター起用。


絵師さんと作者が同じ会社所属。コンビ暦長し。ほぼ専属状態?


とりあえずぱっと思いつくのはこれくらいです。明確な事例を示せるのが少なくて悩みますね。
あとがきでの絵師さんへの言及っぷりからもどの程度協力してるのかが推測できると思います。