一般小説?
- 作者: 池上永一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/09/23
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 114回
- この商品を含むブログ (239件) を見る
読了。
何人かに薦められたのと、アニメーターの吉田健一による幻の挿絵があることに興味を持ったため。
つか、NewType連載ってありえないと思ったけど反響どうだったんだろう。
内容は・・・うーん、良かったんだけど今一つかも。
この作品に限らず、主人公たちが「世界で一番or世界の中心」というお話は苦手なのかもしんない。
真面目に経済語ってたかと思うといきなりラノベでもありえないくらいのアクションがあったりと、ギャップが激しかったです。
登場人物は評判のとおり魅力的でした。やや個性的過ぎるけどまぁそのくらい許容範囲。
ブーメラン少女も良いけど、個人的には小夜子様が格好いいと思う。
あと、最後の20Pくらいが「上下さかさま・左から読む」というわけの判らない乱丁になってました。あとがきで元に戻ってたのも不思議。
全体として一気に読ませるものはあるけど、突っ込みどころも多い作品でした。
珍しく感想
蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT 通常版 [DVD]
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2006/04/05
- メディア: DVD
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
しまった。かなりの良作だった。見逃した私はアホでした・・・
DVD貸してくれた石野さんに大感謝。
一昨年に放送された「蒼穹のファフナー」の前日談です。
レコード会社の商売っ気が見え見えだけど気にしない!
本編は前半のアレさ加減ばかり有名だったけど、後半に冲方丁が脚本入ってからは持ち直して普通に面白かったと思ってます。
今回も冲方氏の脚本だったのですが・・・いやはや、かなり良かった。
ロボ部分は割とおまけで、人物描写が全てです。あと犬。
ファフナー本編見てないとかなり???なことになりますが、最低限の設定は説明してる印象です。
本編の前半で投げた人、あるいは本編後半の群像劇で感動した人にお勧め。
私の中では冲方氏の株が更に上昇。また脚本やってくれないかなー