平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

TVアニメ「織田信奈の野望」放送直前イベントレポート(1話2話先行上映感想もあるよ)

織田信奈の野望 9 (GA文庫)

織田信奈の野望 9 (GA文庫)


毎週続いた7月新番組合わせのイベントラッシュもいよいよ大トリ。
「TVアニメ 織田信奈の野望 放送直前!織田家大決起集会!〜みんな信奈のサルになれ!〜」に行って来ました。
内容は

  • キャストトーク
  • 1話2話の先行上映
  • 合戦シーン用のガヤ公開録音
  • OPとEDのライブパート

といった感じでした。
ちょっと入場時の待機時間が長いのがしんどかったですが、まぁそれはそれ。


まずキャストトークなのですが……
蜂須賀小六役の金田朋子さんが凄かったです。
これが「金朋地獄」なのか……と戦慄しつつトークを拝聴。
出演者が多い作品なのに比例してゲストも多く、賑やかな一時でした。


そして本編の先行上映。1話だけかとおもいきや2話も上映。ともにOPとEDは無しで放映時のお楽しみに。
(まぁ関東の最速放送は今日ですけど)
いや、これは実に良かったです。
かなり多数の姫武将達が登場しつつもテンポよく話が進み、それでいて説明もしっかりされており、
1話だけでも作品の魅力がどこにあるのかよくわかる内容でした。
顔見せだけですが、シリーズ中盤登場の人たちも出てきて「おおっ!」となったりも。
あと今川義元さんと松平元康さんがスーパー蹴鞠してたんですが、これってあのエピソードの伏線でしょうか(笑
2話は織田信勝回、「信奈の野望」シリーズ最初の取捨選択の話で、これもコメディとシリアスをうまく混ぜていると思います。
主人公の良晴が「バカでスケベだけどやるときはやる」タイプの主人公なのもプラスに働いているのかも。
合戦シーンや背景美術のクオリティも高く、かなり今後も期待できる内容でした。


上映が終わった後は監督の熊澤祐嗣氏が登壇して軽く解説を入れつつ、
参加者に対して「合戦シーンのガヤを撮らせてほしい」という意外な展開に。
30秒間ひたすら鬨の声をあげていたのですが、何バージョンか撮っていたのでさすがに疲れました……
でもこういう「自分も作品に参加してる感じ」が出る企画っていいなぁ、と思ったり。
今回は作品の性質的に多人数の男性が必要だった、という事情はありますが、
何らかの形でこういう方向性の展開は増えてくれると嬉しいかも。


OPとEDのライブはこの手のイベント的にはほぼ恒例ですね。
OP担当の愛美さんの生ライブ、ベン・トーの時も同じ会場で拝見したので、なにか懐かしいものがありました。
最後にゲスト総登場しての締めの挨拶でしたが、ここでもまた金朋地獄でした。すごい。


もともと原作の「真面目に織田家の歴史を追いつつ馬鹿をやる」というテイストがアニメでも再現されており、
不安なく放送を迎える事ができそうです。
GA文庫的な意味でも、ニャル子さんに続きこちらも人気でるといいなぁ、というところでひとつ。