アニメ版「氷菓」1話上映イベントレポートのようなもの
- 作者: 米澤穂信,上杉久代,清水厚
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2001/10/28
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 956回
- この商品を含むブログ (574件) を見る
アニメ特大帯、シリーズの文庫最新刊である「遠回りする雛」まで出てたんですね。
ということで、14日夜に行われた氷菓の上映イベントに行って来ました。
(直前まで中野にいて、今日だということを失念していたのに運良く思い出せて間に合ったという一幕も)
以下イベント内容を公式より引用
イベント内容:第一話上映、トーク
出演者:佐藤聡美(千反田える役)、武本康弘(監督)、賀東招二(シリーズ構成・脚本)、田中公平(音楽)
司会:近野明日香(番組レギュラー)
実際にはこれにサプライズゲストで折木奉太郎役の中村悠一さん、伊原摩耶花役の茅野愛衣さんも参加されていました。
登壇あるかなぁ……とおもったものの、米澤穂信さんは見かけませんでした。残念。
1話のほうは導入からホータローとえるの出会い、謎解き2つまでというところ。
Twitterにも書きましたが、えるさんマジ天使並みの可愛さでした。
ビジュアルはPVで見ていましたが、声がついて更に可愛い。
ホータローも程よく会話や独白で説明が入って、あの独特な省エネ志向がすんなり頭に入りました。
全体としてとても丁寧なつくりだったと思います。
(あと、あの妄想シーンは放送時にツッコミ多数だろうなぁ、とも)
トークイベントのほうは正直、賀東招二さん目当てだったところが大きいのですが、
シナリオについてのコメントで今回はあまり独自色をだすのではなく「エンジニア」として頑張った、
というようなニュアンスの発言があったのが印象的でした。
まぁ確かに、原作の取捨選択調整だけで大変な苦労だったのでは。
あと、音楽担当の田中公平さんがトークをうまくかき回しつつ言いたいこと(「サントラ出したい」とか)を言っており、実にフリーダムだと思いました。
監督の武本さんによる演出意図とか制作方針などについての裏話もあり、なかなか楽しい一時でした。
春アニメ、特にラノベ原作ではニャル子さんがそのネタっぷりから強烈なインパクトを与えている昨今ですが、
「普通の話」を丁寧にやっている氷菓もファンが増えるといいなぁ、と願いつつ、本放送を待ちたいと思います。