著莪の本気クルー?な「ベン・トー7.5」感想
ベン・トー 7.5 箸休め 〜Wolves, be ambitious!〜 (スーパーダッシュ文庫)
- 作者: アサウラ,柴乃櫂人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/07/22
- メディア: 文庫
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アニメ化も決まり、じわじわと期待も高まってきたところでの短編集。
ジャンプSQ付録の冊子「SDMP*1」や公式サイト掲載の短編が主に収録されています。
で、書き下ろしで次巻への繋ぎエピソードも入ってるのですが、
これがまた長いこと長いこと・・・
アサウラ氏のサイトで「中編だけで普通に薄めのラノベ一冊分に出来る文章量」と書かれてるのは伊達じゃないボリューム。
改めて見ると全体的に改行も少なめなようで、ホントにぎっちり詰め込んだんだなぁ、と。
内容的には「主要メンバーお泊り旅行」と「著莪だけ留守番」ってとこがポイントなんですが、この留守番してた著莪のエピソードが非常にいい。
短編のバレンタインに関する話と繋げてあるのもうまいなぁ、と思ったり。
詳細はネタバレ自重ということで伏せますが、次巻あたりでしばらくぶりに主役を張ってくれそうな、続きが楽しみになる内容になっています。
その他、なぜか念入りに小学4年生の幼女によるサービスシーンが充実してたり、いつもどおり弁当をめぐってひと暴れあったりというシーンも盛り沢山なので、
そりゃベージ数も足りなくなるよなぁ、と納得してしまいました。
あ、ちなみにセガ系のネタではパンツァードラグーンがツボでした。また懐かしいものを・・・!
アニメに関してはまだ何とも言えませんが、とにかく新規読者が増えるといいなぁ、としみじみしながら読み終えたのでした。
(それにしても、ほんと読むのに時間かかった気がする・・・)