平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

集英社SD文庫「パパのいうことを聞きなさい」同作者の「迷い猫オーバーラン」に匹敵する売上

パパのいうことを聞きなさい!  3 (スーパーダッシュ文庫)

パパのいうことを聞きなさい! 3 (スーパーダッシュ文庫)

オリコン 文庫ランキング (今週分)
http://www.oricon.co.jp/rank/obb/w/
パパのいうことを聞きなさい! 3  24471部

オリコン2010年04月05日付 文庫 (2010/03/22〜3/28)(REVの雑記::Group::Lightnovel)
迷い猫オーバーラン! 8   22143部

それぞれ最新刊の数字を並べてみました。
これだけ見ると「迷い猫<パパ」ですが、そこは数字の罠です。
迷い猫8巻のほうはアニメ化直前の3月新刊、パパ3巻の方は迷い猫アニメ化も売上を後押ししているはずなので、一概にどちらが上とは言えないはずです。


とはいえ、アニメ放送中に同作者の別シリーズがここまで人気というのは珍しいように思います。
ついったーで呟いた時の反応なども踏まえて考えてみましたが、
パパのいうことを聞きなさい!」の人気理由としては以下のようなもの。
「イラストのなかじまゆか氏の人気」
「迷い猫アニメ化による宣伝機会の増加」
「迷い猫シリーズは巻数が伸びていて敬遠されてしまう」
 →「パパシリーズはまだ数冊なので、手に取りやすい」
などなど。

またこれは知人のコメントですが
三歳児から大学生までヒロインがよりどりみどりなんですよ!」とのこと(笑
確かに、メインの3名は三歳児・小学生・中学生と、割と低年齢寄りなんですよね・・・
そのせいもあってか、内容的にもラブコメというよりはホームコメディ寄りな印象です。
(女子大生の先輩とか、今後一波乱ありそうなキャラもいますが)


それぞれ毛色の違う作品なので合う合わないは人にもよりますが、
まだ巻数の少ないうちに手にとってみるというのは丁度いいかもしれません。


余談
ちょっと気になったのですが「迷い猫は未読、パパは既読」というひとも結構いるみたいで、
これもどういう理由からなのか、興味深いところです。