良い読書で、良い人生を「ラノベ部3」感想
- 作者: 平坂読,よう太
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: 文庫
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読了。
ネタバレ全開じゃないないと何も言えなさそうなので格納。
まず、完結してしまって寂しい気持ちがあります。
とはいえ長く続けるネタではないよなぁ・・・というのもわかる気がするので、
続きが出なくなるよりはすっぱり終わってくれて良かったのかも。
作品テーマについては・・・ちょっとうまく言葉にできません。
作者の言いたいことがわかるような、でもホントに分かってるのか疑問のような。
ただはっきり言えそうなこととしては、「この作品の世界が好きだなぁ」と。
まぁ当たり前なんですけどね、こんな部活あったら入りたかったよ!
作中ネタに関してはこれで最後ということもあってか、いろいろ吹っ切れた感じに。
固有名詞とかバンバンでてましたね。
22ページで出てきた作品「赤月のレイリア」は架空の作品だと思いますが、
初見の印象は「緋弾のアリア」でした。作品の刊行時期も一致するし。
そしてあとがきのオビネタである
「ライトノベル試験in第8回ライトノベルフェスティバル準優勝作家 平坂読」
にいろんな意味で笑ってしまいました。
そして口絵の歴@蜜コスプレが素晴らしかったです。
ちょっと気になった個所。
見開き2回というのは多すぎ・・・のような気がします。
どっちか1回だけでよかったのでは。そして個人的には前者が1ページ挿絵でもよかったような。
恋愛模様について。
これについては、やはり「もっと読みたい!」という気持ちが強いです。
かなり複雑になってる恋愛模様が、どう決着するのかを見たいような、見るのが怖いような複雑な気分に。
スクラン読んでる時も似た気分になったなぁ・・・
まとめ
「いま」読めて良かった、と思える作品でした。
我ながら単純ですが、「色々と頑張ろう」と思ったりも。
著者紹介欄にある「職業は読者です。趣味で小説を書いています。」という一文に納得。
確かにこれは「ラノベ読み」じゃないと書けない作品だな、と。
次はもっとフリーダムになるとのことなので、こちらも楽しみにしています。
余談
あと一応メモっておいたので、固有名詞で言及されてないネタの作品名だけ置いておきます。
ちょっとググればわかりそうなものですが、消すのも勿体ないので(汗
62P いぬかみ
64P ガンダムW
89P 伏見つかさ?
91P いとうのいぢ