平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

「ライトノベル業界が危ない」に対するごく個人的な印象

こっちも主観バリバリなので、判断は各自でお願いしますということで。

凄い新人がいない?

ここ数年の新人さんだけでも「ラノベ読んでて良かった」と思える作家さんがいるので満足しています。

粗製乱造になってはいないか?

選択肢が増えるので概ね歓迎。
買いたいものは買うし、買わないものは買わないので・・・

出版側の状況が悪化している?

これに関してはちょっと不安ですが、昨今の富士見の頑張り(枠廃止・あらすじ記載)とかを見てると、
外野が余計な心配しなくても作り手は頑張っているんじゃないか、と思うことも。
「初版部数が減った」という事象の裏には「増刷が昔より柔軟に対応できるようになった」とかありそうですし。

ジャンルとして行き詰っている?

最近だと「ライトノベルの楽しい書き方」などの作品もあり、
ジャンルに対して自覚的な作品が増えている印象はありますね。
一昔前は文中(あとがき含む)で「ライトノベル」という単語を見ることになるとは思ってもいませんでした・・・
「作品が想定している読者」と自分がズレているとあまり幸せにならないような。
今のところは大丈夫ですが、10年もしたらライトノベルを受け付けない体になっていたりして。