そろそろ富士見ファンタジア文庫の白枠が無くなる気がする
白地に女の子話の自分分まとめ(オタわむれ06年12月の記事)
富士見ファンタジア文庫表紙デザイン変遷の現時点でのまとめ (後天性無気力症候群06年12月の記事)
これまでの経緯を3行で書いてみます。
・昔の富士見ファンタジア文庫は表紙のデザインがバラバラだった
・創刊以降、基本的に白枠のフォーマットを使用してきた
・05年以降、白枠を使わない作品が増えてきた←いまここ
んで、今月の富士見新刊を見てみましょう
上述のリンクやラノベの杜も参照するとよりわかりやすいかもしれません。
10作品中2作品がフォント含めた完全なフォーマット撤廃。
5作品がフォントのみ既存のままで、程度の差はあれ白枠からはみ出し。
いわゆる「白枠フォーマット通り」な作品は3つとなっています。
また、「ぼくと彼女に降る夜」は2巻に合わせて1巻の白枠を撤廃した新装版を刊行するようです。
これまでは「珍しく白枠じゃない作品がある」という状況でしたが、
ここ最近は「白枠を守っている作品の方が珍しい」状況になりつつあるようです。
ざっと見た傾向としては以下のような特徴があります。
・新規シリーズは白枠を使用しないことが多い
・新装版を刊行する際に白枠を撤廃する
・ここ最近アニメ化した作品は枠が外れやすい?
創刊20周年の今年、月刊ドラゴンマガジンのリニューアルも行うことですし、
白枠フォーマットのの全面撤廃が行われる日も近いのではないでしょうか。
余談1
ただし、個人的には白枠撤廃について全面肯定はしていなかったりします。
なぜなら最近のライトノベルレーベルは白枠が無いため、
「むしろ白枠があったほうが見分けやすい」ことがあるから、です。
まぁ、このあたりは慣れの問題かも知れませんが。
余談2
フォントと白枠撤廃した作品を「富士見ミステリー文庫みたい」というのはもはやお約束ですね。
追記
コメントにもあるとおり、初期の富士見ファンタジア文庫は
「フォーマットが決まっていなかった」
というほどではなく、ある程度白枠のフォーマットが定まっていたようです。
これを受けて記事の一部を修正しました。