新キャラが活躍!な「アストロノト!2」感想
- 作者: 赤松中学,bomi
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/01
- メディア: 文庫
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当サイトでも1巻を大プッシュしていたMF文庫Jの新人さん。
あまり間をおかずに2巻のお目見えとなりました。
ちなみに07年下期のライトノベルサイト杯新規部門でも票が集まってますね。
今作も基本路線は前回と変わらず、細かい点で引っかかるところはあれど、読んでいて楽しいと断言できる作品でした。
以下、内容に関する記述もあるので隔離。
ということで今回はあらすじを見るとモロバレな「ディープインパクト」とか「アルマゲドン」的展開でした。
新キャラ達に関する伏線は前回の反動もあってか、かなりわかりやすかったですね。
とはいえ、サブのとある伏線を完全に見抜けなかったのでいい具合に驚かされましたけどね・・・(汗
今回メインのラキザミは既存ヒロイン勢ともうまく絡んでいて、いいキャラでした。
また、エルルゥナキアミのかませ犬っぷりがちょっと泣けます。恋愛面以外は勝ち組なのに、不憫な娘さんです。
ちょっと気になったのは今後のこと。
扱うネタが大きいだけに、そう何度も同じ様なエピソードは使えないんじゃないかと思います。
今回も「失敗→逆転→更に失敗→大逆転!」という最後の展開がちょっと予想できてしまったところがありました。
個人的には、ここらでサブキャラ方面のエピソードを展開してくれると嬉しいかも・・・と感じました。
ちょっと苦言も書きましたが、前回と同じく
・ツンデレ好き
・ロケットもの好き
・設定に難があっても勢いがあればOK!
ということで一つ。
あ、それとラキザミの参戦でケモノ娘好きにもオススメかも。