今年のSD文庫新人賞の傾向は「世界樹」と「幽霊」と「惨殺シナリオのファンタジー」らしい
「文章的なレベルは回を追うごとに総じて上がっていて、『独創性の有無』が勝敗を分けた感じがあります」
「『世界樹』が倒れるところを10本以上見た!!! のが印象的でした」
「幽霊ものが多く、中には秀作が複数あったのも面白かった」
「惨殺シナリオのファンタジーが激増している。別に『戦う司書』や『鉄球姫エミリー』は人が死んだから賞を取った訳ではないのに」
「とにかく似た話が多い。自分ならではの話を捜して欲しい」
「コメディが全体に少ない上に低調の感あり」
今年の新人賞1次選考結果が発表されたので、全体的な傾向も報告が上がってきている模様です。
どこかで読みましたが、前の年の受賞作に似た傾向の応募作は増える法則があるとか。
ここ数年、大賞作でバイオレンスっぷりが炸裂していたレーベルですし、
惨殺シナリオが増えているのは過去の受賞作の影響で間違いないでしょうね・・・
逆に世界樹と幽霊が増える理由はサッパリ。
真っ先に浮かんだのが「世界樹の迷宮」なんですが、あんまり関係無さそうです。
そうそう。今回の定期更新で「初恋マジカルブリッツ」のマンガ化が発表されてました。
「ウルトラジャンプ」1月号より掲載開始だそうな。
「まずは」と書かれているし、人気シリーズなのでアニメ化なども考えられるんじゃないかと思います。
私はこのシリーズ未読なのですが、題名のセンスはいつも感心しています。いろんな意味で凄いです。
初恋マジカルブリッツ―いま、愛に生きますっ! (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: あすか正太,天広直人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/12
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