平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

2007年上半期ライトノベルサイト杯 運営結果報告

参加者数&投票数について

今回は期間中に「845 票 97 人 238 冊」の投票がありました。前回から20名以上の参加者増加を記録し、私自身驚いています。「読書量を問わない」と強調したのが上手く働き、また回数を重ねることで前回は閲覧のみだった層から参加者が現れてくれたことが増加の要因と考えています。今後もこの路線は継続する予定です。

投票不備について

投票において、残念ながら無効票扱いになったものも何件か発生しています。
確認された無効票には、以下のようなものがありました。


・投票コードの記述ミス
記述ミスに関しては最終的に投票した本人で確認をお願いしたいです。早めに投票していただければ集計担当からも修正依頼を出せますが、締め切り直前などは間に合わない可能性がありますので・・・
ちなみに今回は締切日に3件ほど記述ミスが発生しています。


・投票する部門の間違い&期間外作品の投票
これに関してはひとえに「レギュレーションがわかりにくい」のが原因だと認識しています。部門分けのルールを判りやすくするよう善処したいと考えています。
主だった作品は「対象作品一覧」を作成して登録しているので、これをもっと早い時期から作成・公開することで対策になると思います。今回は主に私の事情で振り分けミスが発生してしまった点もあり、反省しています。
一般的にライトノベルと認識されない分野からの投票があった場合、書誌データを登録する必要があるため「対象作品一覧」の充実は今後の課題としたいと思います。


・同一シリーズ(上下冊含む)へ2票投票したもの
今回は「シリーズ部門は最新刊でなくとも投票可(投票を最新刊へ合算)」「上下冊は単発部門として投票を合算」という処理を行ったため、合算の結果として無効票になってしまった投票が発生していました。
ルール変更による影響を予想し切れなかったのが原因ですが1人で特定の作品へ2票投票できるのは望ましくないと考えますので「1作品1票」というルールの告知を強化したいと思っています。

その他反省点について

今回、「黄昏色の詠使い」「バカとテストと召喚獣」「扉の外」などは刊行ペースの関係で「シリーズ部門」に移ってしまいました。
「新人・新作部門」は発表間もない作品の新規開拓を目的とし、
「シリーズ部門」は対象期間中にオススメの既存シリーズを発見してもらうのが目的です。
特に「新人・新作部門」は対象作品が少なくなる傾向にあるため、「シリーズ部門」に振り分けてしまうのがもったいないとも感じます。
そういった意味では「新規シリーズ部門」「既存シリーズ部門」といった、目的がはっきりした部門わけを検討するべきかと考えています。
これによってレギュレーションの簡略化も達成できるのではないでしょうか。

まとめ

幸いなことに、この企画はそれなりに評価を頂けているようです。実際に未知の作品の発掘やサイト間交流のきっかけになれているなら、こんなに嬉しいことはありません。
実質2名で運営している企画なのでどこまで続けられるかわかりませんが、できるものなら半年に一度のペースを維持したいと思います。
次回に向けて要望などがありましたらコメント欄・メールフォーム・TBなどでご連絡頂ければと思います。
参加・応援いただき誠にありがとうございました。
                                        ラノサイ杯集計人 平和