結果考察
長くなるはずなので格納。
総評
両部門ひっくるめて71人が投票、183冊の本が挙げられました。ちなみに対象期間中に発刊されたライトノベルはおよそ700冊以上です。
ちなみに前回の06年上期も71人が投票していました。厳密な確認はしていないですが、前回と今回の投票者は多少入れ替わっているはずです。
個人的に票数はこの辺りが限界かなぁ、と思っています。可能ならラ板大賞並みの投票を集めたいところですが、「ラノベサイト」と範囲を限定したので無理もないかと。
以下、部門ごと解説。
シリーズ部門結果について
上位陣はほぼ想像通りの結果となりました。
文学少女シリーズは今年のこのラノでも上位に食い込むかもしれませんね。
化物語は単発部門に放り込んだほうが票が伸びたような気がするところがあります。
銀盤・空鐘は見事な完結が評価の理由でしょう。
注目は既読者数が少なそうな図書館シリーズの検討とスタート直後のオオカミさんシリーズ、ジョン平とぼくとあたりでしょうか。
シリーズものはオススメされる理由となる魅力がはっきりしている印象があります。
新人・新作部門について
ラジオガールはやや意外な結果でした。
「その作品を読んでいる人数」「その作品を面白いと感じた人数」の二つが高い水準にあったのが勝因かと。
「空とタマ」は単発作品として発表直後から評価が高かったので納得のセレクト。
上位2作の差はぶっちゃけレーベルの底力だと思います。
「クジラのソラ」は期待の新シリーズであることを証明してくれました。次回はシリーズ部門で躍進するかも。
その他では「赤朽葉家の伝説」の検討に注目。06年末の発売にもかかわらず8票も集めたのは流石です。
単発部門は文庫以外の形態も多いので、新規開拓の参考には丁度いいかもしれません。