ケータイ小説の話をまとめてみる
ケータイ化するポストラノベ(発端)
ケータイ小説とライトノベル(最新の言及)
携帯端末向けライトノベルについてまとめてみる(再掲)
電子書籍方面に新たな動き ラノベにも影響?(再掲)
いろいろ複雑な気分でやや凹み。まぁ、そんなことは読み手には関係ないですね。
現在のケータイ小説に関する言及はある程度筋道立てられるのでやってみます。
・インプレスに「インプレスR&D調査、電子書籍市場は前年比約2倍の94億円に」という記事が出る。記事は9月20日付。
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・asahi.comに「100億円市場にリーチ 『電子書籍ビジネス調査報告書2006』」という記事が出る。記事は10月2日付。
(上記記事は「電子書籍ビジネス調査報告書」というインプレスの発行物の宣伝でもある)
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・電子書籍、特にケータイ小説がいまアツい!という雰囲気ができる。
(ごめんなさい、ちょっと適当)
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・電子書籍やケータイ小説の話題がマスメディアで触れられる。ここ一月くらい?
(読売の「http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061029it11.htm50、60代は本に「回帰」 読売新聞世論調査」の中にも言及あり。データ引用もとはやっぱりインプレス)
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・ブログ方面に連鎖し、冒頭のリンクにつながる
携帯電話発の書籍がベストセラーとかそういう切り口のTVニュースも見かけた気がするのですが、
個人的な興味があまり無かったのでそこらへんはスルー気味です。
REVさんのところの「ケータイ小説「恋空」(上下)、ミリオンに」が一番最近にあった例かな。
ちなみに、「データ」ではない「証言」としての電子書籍、とりわけ携帯電話向けのライトノベルに関する動きはもう少し以前からの話のはずです。
だってそうじゃないと6月下旬に気合いれたエントリ書いた私の立場が無いです(泣
(当時はあんまりの反応の薄さに凹んでいた)
感覚として気になったのはやはり「ちょく読み」のラインナップが充実して、順調なように見えたからですね。
ケータイ小説が書籍化して売れた話と電子書籍が好調だという話は密接に絡むものの、
厳密には違う話だというあたりも注意。
(前者は既存の出版業界トピックで後者は別メディアのトピック、と言える)
若い世代は携帯電話で文章を読むのに違和感が無いというフレーズはどうも共通認識っぽいので、これについてだけはそれなりに正しい?
「じゃあ結局どうなるんだよ!?」と思う方もいるかもしれませんが
「まだなんとも言えん」というところじゃないでしょうか。
・・・つまんないオチでごめんなさい。
余談
ケータイ向けライトノベルについて語るなら、
「DS電撃文庫の成否」
「ワーズギアとかいう謎端末」
「画面の大きいケータイとも言えるW-ZERO3系」
あたりにも触れてほしいなぁ・・・