平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

今のラノベ界はSF界に背を向けている?

スペオペと歴史ものの話


昨日のネタをちょっと広げてみます。
えーと、ここ一年の電撃文庫におけるSF作品を抽出してみます。
範囲は今年九月から昨年九月。チョイスは割と独断です。

ラキア II
シリアスレイジ4 南溟奇譚 (上)
彼女は帰星子女3
ラキア
彼女は帰星子女2
奇蹟の表現 III 竜 <ドラゴン>
シリアスレイジ3 虎落笛
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル (7)
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル (6) <上>
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル (6) <下>
ある日、爆弾がおちてきて
オレ様はワルガキッド (2)
彼女は帰星子女

13冊7シリーズが該当しました。
あらすじに「SF」とか入っていそうな作品はこのくらい。
SF要素も、味付け程度にしか使われていないものが多いような・・・
落ちモノ変形の学園モノは多数確認。
・・・ちなみに、スペオペはゼロ。
ここ半年くらいだと「風、天を駈けよ―ソードギャラクシー (富士見ファンタジア文庫)」がスペオペと呼べるのかも。
作家陣の関係上、ファミ通あたりはスペオペ既刊が多いものの、新シリーズはほとんどなし。
新人で「RE:凪野アオイ―超高速機動粒子炉船 春一番 (ファミ通文庫)」という作品があったものの、新刊予定は聞かないし・・・

結論

今のラノベ界はSF界とちょっと距離を置いている。
特にスペオペ界との距離は絶望的かも


第二回「今のラノベ界はミステリ界に扉を開けている?」に続く(かもしれない)