嫌いだった「ゼロの使い魔」を見直した日
アニメも放映されるこの時期は、古本のラノベ入手には良い時期だったりします。
手放す人、購入する人が増えるため、既刊も手に入りやすいのです。
私の場合は4巻まで読んで違和感を感じて、読むのをやめていました。
そして、この度8巻まで読み直して思ったのです。
「あかん、これはちゃんと読み続けよう」
(以下、ネタバレではないものの私情バリバリなので格納)
まず最初に言っておくと、私はいわゆるツンデレキャラが大好きだ。
「諸君、私はツンデレが大好きだ」テンプレに出る作品は大体読んでいるくらいにツンデレ属性には弱い。
しかし、「ツンデレ」という言葉で括るのは嫌いだ。大嫌いと言ってもいい。
あまりにもわかりやすい言葉になりすぎて、逆に使うことをためらってしまうのである。
こっそり沢近のファンをやってた2年前が懐かしい・・・
話を戻そう。ルイズについてだ。
8巻まで読んでようやくわかったのだが、どうも私はこのキャラ嫌いだったようだ。
8巻である程度内面的な変化が訪れたおかげで状況は変わったが、それまではかなり違和感があった。
周囲の評価は低く、それでも誇りを持ってる姿などは良いのだが、いかんせんアホすぎる。
「表面上はそっけないけど、内心は意識しまくり」というお約束の型に嵌って、
内面描写などに変化が無かったせいで、ついぞ魅力的なキャラとは思えなかったのだ。
自分が好きになれないキャラに尽くしてる主人公の話を読んでも、そりゃ面白くないよなぁ、といまさら思う。
8巻である程度開き直ってくれたため、ようやくキャラクタとして「惚れ込む」ことができた。
もともと、要所要所での見せ場はかなり上手い作家さんなので、これで安心して続きをデフォ買いリストに加えられる。
後は、アニメがどうなることやら、というところか。
マンガ部門:沢近(スクラン)
エロゲ部門:高屋敷青葉(家族計画)
ラノベ部門:御坂美琴(禁書目録)&相馬広香(田村くん)
以上のようになる。
え、この中から一人に選べ?
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・・
・・・
・・・・ごめん、無理だわ。