平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

スレイヤーズを含んだライトノベル史

まず、ややこしくなるのでアニメと小説の話は分離しましょう。
その上でたとえ話

昔、ひとつの川がありました。
それは「角川」、「富士見川」などの小さな川が集まって出来ていました。
そのうち、「スレイヤーズ水脈」が川の中から見つかり、川は太くおおきくなりました。
他にも沢山の源流と水脈があったはずなのですが割愛します。
そして、一度は川から分離して出来た「電撃川」に多くの水脈が見つかりました。
「ブギー」「タイム・リープ」「ブラックロッド」「パンツァーポリス」「セヴンスヘブン」などなど
「電撃川」は太くおおきくなり、元の川と合流しました。
しかし、このときはまだ電撃川の脅威に誰も気づかなかったのです・・・


かつて名前のなかったその川は「ライトノベル川」と名づけられ、いまもながれつづけています。

時期的にスレイヤーズのほうが前なだけに、同列には語れないんでしょうね。
そして、湧き出た水脈のうち、一番変り種で、当時の中高生に影響を与えたのがブギーだったんじゃないかと。
なので、ブギーよりブラックロッドに影響受けたよ!という人もいるかと思います。
前島さんの言葉にある

上遠野浩平以後でライトノベルが決定的に変化した

というのは、
一面として正解なのですが、誤解も生みやすいんじゃないかなぁ、と思います。


・・・むしろ、個人的には「フォーチュンクエスト」になんでハマったかのほうが言語化できません。
当時は小さすぎて、考えて選んでなかったんですよね・・・