平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

「回収もの」ってあるの?

なんとなく思い浮かんだだけですからね、と予防線を張って本題。

既読の人ならこれだけで伝わるかもしれません。
「遺失した宝具を回収し続けていく物語」という物語の原型って、どこに起源があるんでしょう。
そしてそれをラノベ方面に取り入れたのって誰の作品だろうか。
単発の「宝探し」なら山ほどあるんですが、沢山ある宝を何らかの理由で回収していくパターンって少し特殊なように思います。
アニメとか漫画とかラノベとか、シリーズものにとても相性のいい物語形式ですよね?
とりあえずは「ラノベ最古」で考えてみましたが、原型はもっと昔にあるでしょう。


さすがにそのまま物語の主軸にしているものは少ないですが、
ちょっとひねったものだと以下のようなものも。

やっぱり「南総里見八犬伝」にたどり着くのかな。あれってどんな話だっけ・・・?
あ、ラムネ&40とかってお宝回収要素あるなぁ。やはりオタ文化に導入されたのはアニメか漫画だろうなぁ。
ポケモンとかも広く捉えれば含むのかなぁ、とかとか。コメント歓迎。


追記
コメント欄を受けて本文のほうをやや修正。
宝である必要はあんまりなくて「一定ペースで何かを回収する話」ってことになるのかな。
勢い、連作短編形式とか週刊漫画・アニメなんかに向いてる物語形式、となります。


以下コメント欄へのレス
西遊記」は目標設定してるだけで、道中でクローズアップされるのは妖怪退治とかですね。
「徐福伝説」は不老不死探してあちこち巡る話でしたかね。これは「回収」にならないような。
指輪物語」も指輪が鍵だけど、回収譚ってほどじゃないかと。
アーサー王伝説」には宝の回収エピソードとかありましたっけ?
神話関係でそれっぽいのはありそうなんですが出てきません。
あと、魔剣とか呪具とかを壊して回る話ってのもなんか浮かぶんですが思い出せません。むぅ。
・・・あ、「しにがみのバラッド」って魂を回収したりしなかったりする話?(超適当)


追記の追記
情報に感謝。
どろろ」が漫画で1967年。やはり手塚治虫に還るのか・・・